傷ついたのは
身体でもなく
心なんだ


胸が抉られるほど
苦しい想いをした
恋だった


ただただ
苦しいだけで

最後の方は

逢いたいとか
恋心も
すっかり薄れていた


傷ついたのは
傷つけたのは
お互い様


だから
恨みっこなしで
さようなら


多分二度と会わないだろう

さよならも
きちんと言わないまま



私たちは
別れを選んだんだ