絶対にない

ってことは
多分無いと思う

キミとの恋も
もしかしたら
続いていた
可能性だって
あったかもしれない


それでも
もうここに
いないキミには
何も告げることなんて
できなくて

やっぱり
ないものは
ないのかなって

ないものねだり


一回くらい
キミに

「好き」

と伝えるべきだったのか否か

桜の季節だけれど
キミには会えるはずもないのに