忘れたいのに
忘れられない

想い出はいつだって
煌々と輝いているから

キミとさよならしてから
もう何年も経っているのに

ほらね
やっぱり思い出してる時は
幸せな時間に浸ってる


「好き?」

って訊いたら
いつも顔を赤くして

「同じ」

って答える
キミの照れた顔が
大好きだった


もう僕のモノでも
なんでもないけれど

あの時キミがくれた

好き

は、僕だけのモノだった


僕だけのモノだったんだ