レイトショー 最後に 会ったのは 雨が雪に変わるような そんな季節だった 「傘貸そうか?」 そう言ってくれたキミに 「折り畳みあるし タクシーで 帰るから大丈夫だよ」 なんて 可愛げのない返事を 返した私 もしかしたら キミは もう少し 話したい事 あったのかもしれないのにね 鈍いよね そんなことに 気づくのが 今なんて 遅すぎるのに……