この間まで
当たり前だったことが

いつの間にか
あたり前ではなくなること


キミは空気のように
当たり前に私の隣に
いつもいてくれたから

いなくなるなんてことは
ほとんど
考えもしなかった

ふたりでは狭かった部屋が
いまでは
ものすごく
広く感じる


キミがいないということが
誇示されているようで

涙が零れそうになった



我儘だったのかな?

そう呟いても
返事はない

キミはいないから

キミはここには
いないから……