夕暮れに
 

窓からのぞく三日月


キミの街でも

輝いてるの

離れている距離が

もどかしさと

刹那さを増長させる




あれから数か月……




あの時のキミの気持ちが

分かりそうで分からない今



分からない癖に

分かりたいと想う

気持ちが何か

気付き始めた秋




元気かどうかくらい

知らせて欲しいのに

それすら贅沢な願いに

なるというのでしょうか?



三日月よりも

恋しい想いは

変わらぬまま





夜がまた更けてゆく……