ほんの少し

掠れた声の君


そんな君が

不意に

甘い言葉を

囁く時



少し戸惑ってた

私だけれど

今では

本当に

好かれてるんだなって

実感する



そして

君の好きが

伝われば

伝わるほど

私の好きも

増していく



去年の

今頃は

お互いの

存在すら

知らなかったのに……



何処まで

好きになれば

その気持ちが治まるのか

知らないまま

二人

恋に堕ちていく