この間、精密採点で100点を取ってから、

高得点を出すモチベがすごく下がってるんですよね。。

普通は、ボナカン(ボーナス込100点)したから

今度はソテカン(素点100点)狙おうとかなるじゃないですか。

ならないんですよね。。

単に、100点の目標を達成したからとかではないんですよ。

 

 

わたしが初めてカラオケに行ったのは20才位のころなんですが、

当時は採点とかあまりやってなくて、単純にみんなで歌を歌って、

うまいなー、音痴だなーwっとか言い合って楽しんでました。

それからというものたまに友達同士でカラオケにいって遊んだり

してました。

たまに採点などをやったりしたことはあったけど、何点だろうが

特に気にしたことなかったです。

たぶん採点の機能が低かったからだと思います。

 

それから何年かたち、ここ最近急に採点機能のレベルが上がって

より精密になったんですよね。

それから採点を少し意識し始めました。

 

会社の部下や取引先など付き合いでカラオケに行くと

だいたいやってたと思います。

採点をしても自分が一番点数が高く、

他の人に負けることはなかったです。いつも90点以上だしていました。

 

 

あるひ、取引先と飲みに行ってそのあとカラオケに行くという流れになり

採点で競って負けた方がカラオケ代を払うというゲームをしました。

わたしは90点ぐらいでしたが、相手の人は95点ぐらい出して、

初めて採点で負けたんですよね。

ただ、その人の歌を聞いてもあまり上手だとは思えませんでした。

そのときは「まあ機械が決めることだしそんなこともあるだろう」ってぐらい

にしか思わなく全然気にもしてませんでした。

 

ある時、テレビでカラオケ番組をみました。

歌のうまい人たちがたくさん出てて、精密採点で点数を競う。

そして一番高得点を出した人が優勝する。

決勝に残った人たちや優勝する人は歌のうまい人たちばかりでした。

点数が高い=歌がうまい

という評価です。

今でもカラオケ番組はすごく人気ですね。

ただその中でも、僕の目から見てもそんなにうまいとは思えない人でも高得点をだしてるのをみました。

あの人があんな高得点を出せるなら俺にも出せるんじゃないか!

別にカラオケ番組に出たいとかそんな気持ちは一切ありません。

おそらく自分自身の能力を試したかったんだと思います。

同じぐらいの点数を出すことによって、あの人に勝った!とか

自分自身の承認欲求を満たしたかったのかもしれません。

 

 

それからよくカラオケに行くようになりました。

DAMの精密採点でいくら丁寧に歌っても、

せいぜい92点ぐらいで93点以上行くことなんてありませんでした。

どれだけ感情表現をし、丁寧に、きれいに聞こえるように声をだしても

点数は92点程度でした。

 

ある日、とあるお寿司屋さん行ったときのこと、

いつも仲良くしている20代のお店の人とたまたまカラオケの話になって

いつも何歌うの?採点とかやってる?って聞いたら

「DAMの精密採点ですよね?いろいろ歌いますけど、今までの最高が96点ですね」って言われて

「えー!すごいね、俺はいつも92点ぐらいだよ」

という会話をしたんですよね。

それからなんか火が付いた気がしますw

なんで俺は92点しかでないんだろう、なにが足りないんだろう。

歌唱力がまだ全然足りないのはわかってるけど。

 

それからというもの、カラオケに行く頻度も増えていき、

すこしずつ点数が上がっていき、たまーーーに95点とか

でるようになりましたが、

たまにでほとんど92~93ぐらいでした。

あるとき、いつもと違うような歌い方で歌ったときに、点数が96ぐらい

でたことがあったんですよね。

そのときに、「これって点数が出る歌い方があるのかな」って思いました。

それから、点数が出る歌い方をいろいろためしながら採点をしてました。

ただ、点数は出るけど歌ってて気持ちよくないんですよね。

だから、やるにしてもほどほどにしてました。

 

これがいわゆる採点歌唱っていうやつです。

 

でもテレビで放送されるカラオケ番組は点数で評価される。

高得点を出せるようにならないと歌がうまいと認められないって言うのが

心のどこかにあったんだと思います。

 

ただね、私がカラオケに行く理由は、

【歌がうまくなりたかったから】なんですよね。

高得点を出したいからではなかったんです。

だからいつも自分の歌を録音して聞いてました。

92点の時も96点の時も自分の歌がうまいと思ったことは

一度もないんです。

単純に、自分が聞いて納得できるような歌唱力を身に付けたい、

それだけが目的で通ってました。

ただ、世の中では点数が高くないとうまいと評価されない。

だから点数を取れるようになるのに必死だったんだと思います。

 

今年に入ってから、点数を取るための行動に本気で取り組み、

精密採点で100点出せるボイトレの指導を受け、

100点をたくさん出しているスコアラーさんと一緒にカラオケにいって

指導を受けたりと、

たくさん採点で高得点を出すための知識を身につけました。

初めて、機械が採点する【仕組み】を調べたんです。

その結果、やっと100点とれるようになりました。

機械のことを調べてから一カ月ぐらいで100点取れました。

ほんとに、あっという間でした。

 

100点を取るために必要なことが

歌唱力ではないということがたくさんわかってきました。

 

極端にいうと、歌唱は芸術。精密採点はゲームだという事です。

歌がうまい下手は人間が評価し、どちらがより歌がうまいかなんて

決められないしわからない。

ピカソとゴッホはどっちが絵がうまい?って言ってるのと同じ。

それとは逆に、点数が低い高いはゲーム。

ゲーセンにある音ゲーとおなじ。

太鼓の達人とかと同じで、音感やリズムなどの音楽に関する知識や

センスは必要だが、逆にそれさえあれば誰でも100点を取れる

ゲームだということがわかったんですよね。

 

精密採点はゲームなんで、

点数が出るような細工をしようと思えばいくらでもできるってことも

わかってきました。

マイマイクにしたりイコライザーをつかったり

歌い方を変えたり(採点歌唱や特殊歌唱)など。

みんなが同じ条件で歌ってるわけではないから、あまりそこで競っても意味がないんですよね。

 

そこに気付きモチベが落ちてるんです。

 

DAM★ともには、100点の録音や歌唱履歴がたくさんあります。

だけどそれらが全部同じ条件下で歌ってるわけではないかもしれない

んですよね。

そんな中で競っても意味ないですよね。

 

だから、点数よりも歌唱力を磨こうとしてるわけなんですが、

某カラオケ番組で何度も優勝してるような方たちは、点数もだしながら

歌もうまいんですよ。

 

その方たちのライブに何度か行ったことありますが、カラオケ番組で歌ってるときよりもうまいんですよね。

本当に歌がうまい人たちは、点数も出せるってことなんですよね。

結局、歌唱力なんです。

その方たちは、本当はもっとうまいんだけど、番組の中では

精密採点に合わせて点数が出る歌い方をしているだけなんですよね。

同じ100点でもその方たちの100点と私の100点は

中身が全然違うんです。

 

だから今後は点数にこだわらず自分の納得できる歌い方をして、

そのうえで点数が出るようにしていきたい。

自分で聞いてみて、まえよりうまくなったって思えれば

それでいいかなって。

 

結局、自己満ですね。

私は、いつもカラオケ行くとDAM★とも録音で録音するんですが、

自分で聞くといつも恥ずかしくなるんですw

自分で聞いても恥ずかしくならなくなれば、

私の本当のゴールのような気がします。

 

なんかまとまりのない愚痴みたいになっちゃいましたねw

採点の世界を知れば知るほどイメージしてた

理想と現実のギャップが違いすぎてショックで落ちてるだけだと思いますw

 

私は音楽が大好きで、歌うことも大好きです。

だからこれからも自分の限界に挑戦していきたいと思ってます!

なんでもそうだけど、自分と戦って乗り越えた時に、

また一歩成長できるんだと思います。