僕が初めて麻雀をやったのは、
高校生の時に友達から誘われた紙麻雀でした。
トランプみたいなやつで放課後、教室に残ってみんなでやってました。
休みの日は、その友達の家でコタツのテーブルをひっくり返して
手積みでやってました。
その時代のコタツのテーブルは、裏返すと緑の雀卓でしたw
そのころからのめり込み、麻雀入門のような本を買って、役を覚えたり、
点数をおぼえたりしたのを覚えてます。
当時、麻雀仲間の中では強いほうでした。
前回のブログでスロプロをやってたことを書きましたが、
貯金方式の裏基盤のスロットは、出る台がすぐに
みつからないこともよくあり、暇な時間も多くありました。
そんなときは、スロプロ仲間で麻雀をやってました。
ある日、スロットもすぐ出る台がなく、麻雀をするにもメンツが集まらない日が
あった時に仲間の一人が
「友達のお父さんが近くで雀荘を経営してるんだけど、行ってみない?」
と誘われ、行ってみました。
卓が3卓しかなく、1卓だけが稼働中でした。
「マスター、友達連れてきたよ、雀荘でフリーでやるの初めてらしいから
ルールとか教えてあげて」と仲間に紹介されました。
そもそもフリーすら行ったことがなく、他のお店のルールもしらない。
仲間にあらかじめルールはおおよそ聞いてたが、
再確認のため、マスターに聞いてみた。
マスター「うちはコップだしだから」
僕「??? コップ出しってなんですか?」
マスター「始める前に卓上にコップ出すからそこに4人がそれぞれ
2.5kずつ入れるんだ。そこから4kは場代としてもらうから、残りはトップが
総取りだよ」
マスター「それとレートはリャンピンの2-4でチップは1kだから。」
僕「わかりました。」
すぐ一人抜けて僕が入る番がきた。知らない人と麻雀を打つのは初めてだ。
緊張はしてたけど、ぜんぜん勝てなくその日は、100kぐらい負けたのを覚えてる。
半荘だが、赤が6個(5m、5s、5p各2個)入ってて、すごいチップが動く。
知らない人たちに負けたことが悔しくて、その日を境に時間があれば
通い続けた。
とある日、お店に行くとちょうど1台だけ稼働してて空き待ちだった。
その店は、ほとんどが同じ常連しか来なく、すごくアットホームな雰囲気。
ぼくはこの頃はまだ初めて来てから、1週間ぐらいしか経ってなかったが、
毎日来てたので、常連客の中では最年少というのもあってか
みんなに覚えられていて仲良くなっていた。
その常連客のうちの一人に、つとむさんという人がいる。
ソバ屋さんのご主人でいつも割烹着でスーパーカブに乗ってやってくる。
すごく面白い人で、西をポンするときは必ず
「じゃ~んぼ宝くじ!」っていうw
おそらく、しゃーぽんってことでダジャレだと勝手に解釈していたw
そのつとむさんが打っていたのでうしろで観ていた時の事、
今でも覚えている。
つとむさんがリーチをかけていた。
待ちはペン3s
一発目にツモってくるまえに、
「これ一発ツモだよ」って言ったあと、本当に一発で3sをツモった。
今思えば三味だなw
僕「え??なんですかこれ?」
「3人が捨牌の序盤に1sと2s切ってるでしょ。
この状態で3sが場に一枚も出てないときは、一発ツモなんだよ」
と言っていた。
今考えると笑っちゃうが、この時は、この人すげえなって思っていた。
そのときに山読みっていうのが大事なんだと思った。
それをきっかけにつとむさんと仲良くなり、2人で食事に行ったことがある。
そのときに、麻雀というゲームで勝つ方法、
勝負事の理、などいろんな体験談や考え方を教えてもらった。
勝負事で勝つために必要な事を学んだ。
つとむさんの考え方は、相手のメンタルから壊していく考え方で、
ネット麻雀などの不特定多数と毎回違う相手とやるような麻雀では
あまり意味はないが、同じ相手とずっとやるようなセット麻雀や
決まった常連だけでやるような麻雀では効率がいい。
あとは、自分より弱い相手とだけやる、勝てる相手とだけやればいいといってた。まあギャンブルの必勝法だがw
そのときに聞いた話だが、その店で打つときはわざと負けるようなことも
あると言っていた。大事なのは、一緒に打ってくれるお客さんを減らさないことだと。
僕と二回りぐらい年は離れてたから今はかなり高齢だと思うけどまだ麻雀やってるのかな。
半年ぐらい前に、そのお店がまだあるか見に行ったがもうなくなっていて、
マッサージ屋さんになっていた。
当時マスターに、3000kでこの店買わないか?って言われたことあるけど
あれは冗談だったのかなw
そのお店には1年ぐらい通っていた気がするけど、すごい負けてると思う。
たぶん3桁は負けてる気がするが、そのお店で揉まれたおかげで自分の
麻雀が成長した。高い授業料だw
その後、普通に仕事するようになってから、その時の何十倍ぐらいの
レートでやる機会があったが、その店で学んだことがすごく役に立った。
ただメンツもその時の店のメンツよりはるかに強い人たちばかりだった。
レートがあがると、強い人が多くなるねw
でも強い人たちとやってると、それに順応していき自分の雀力もあがるんだよね。
最初はすごい負けてたけど、そのうち勝てるようになっていった。
今はリア麻はあまりやらなくなって、ネット麻雀ばかりやっている。
ネット麻雀をやっていると、ある程度やったことある人はだいたい
覚えていて結構癖がある人が意外と多い。
安い仕掛けをする人しないひと、リーチのみ愚形でリーチかける人かけない人、両面マンガンをだまる人リーチ打つ人などなど。
リア麻で思っていたことだが、強い人ほどあまり癖がない。
安いときも高いときも待ちが悪かろうが良かろうが、表情に出ないし、
打つスピードも変わらない、いつも通り打っている。
こういうこと考えると麻雀ってほんとにメンタルが大事だなって思う。
【天鳳というネット麻雀について】
※ここに書いてるのはあくまでも個人的な意見です。
天鳳についていくつか思うことがあります。
・打牌批判について
いつでも簡単にすぐに、知らない人たちと対局できるのが便利で
今は、鳳南でよく遊んでます。
ネット麻雀は雀荘に行かなくても麻雀ができるのが一番の利点ですよね。
僕は、いつも会社でやっていて仕事しながら打っています。
やってる途中に電話が来たり話しかけられることもあります。
なのでたまに落とさないといけなくなったり、放置しないといけないこともあります。
でも逆にいえば、そういう状況でもできる(やっても問題ない、
だれにも怒られない)から天鳳をやっているわけです。
途中で仕事の電話が何度もきたり、話しかけられるってわかってたら
リア麻しないわけで。
ようするに天鳳をやってる人が画面の向こう側で何をしているかわからないわけなんですよね。
たまに他家の打牌批判などを聞くことがあるんですが、
名指しじゃないにしてもあまり聞いていて
気分いいもんじゃないですよね。
回線切れだったりその他家の打牌ミスのせいで自分がラスったり
不利なことが起こったとしてもその人は故意でやったわけでは
ないかもしれないし、批判してもポイントかえってこないし。
僕はそういう事があった時は、
【こういう他家の打牌ミスによって今までポイントが増えていき
ここまでこれたんだ、たまには返さないと】って言い聞かせてますよw
麻雀ってそういうゲームだと思うんで。
・安定段位について
天鳳を始めて思ったことなんですが、麻雀の運によるブレって
5000戦程度では収束しないと思うんですよね。
ネット上ではよく5000戦ぐらいやって、安定段位いくつかとか議論してる
のとか見かけますが、5000戦ぐらいじゃ全然収束しないと思ってます。
同じ人が5000戦を2回やったら、最大で安定段位1ぐらい違う
結果になる可能性もあると思ってます。
ただ、じゃあ何万戦もやるとなれば、自分の成長もあるし、
メンツのレベルなんかも変わってくるし、時間がかかる以上、
結局安定段位ってわからないんですよね。
だから、もう少し実力が現在の段位に反映しやすいような
仕組みがあれば面白いのになと思います。
・鳳凰卓のポイントについて
鳳凰卓は7段~10段でポイントを奪い合うわけですが、
この7段~10段の中でもかなりレベルの上下の差があるとおもってるので、
7段8段と9段10段でわけるとかすれば面白いと思うんですけどね。
それだと卓がたたないとか問題もあると思うんですけど。
それか例えば7段の人が10段3人と当たってトップとった時は、
ポイントの増減幅増やすとか。
そういうのがあればもうちょっと面白くなるかなって思うんですけどねー。
・牛歩やタメロンなどについて。
先日、わざとだと思いますがロンやツモのときに時間かけてあがる人
と同卓しました。やられた人はやりかえして、
みんなタメロンする卓になりましたw
まあネット麻雀なんでしょうがないと思いますが、やり返してもやられたときの
鬱憤がはれるわけでもないし、可愛そうな人だなーwくらいの気持ちで
やってればいいと思いますけどね。
相手にしないのが一番です!