桜に命を注いだ“桜守”―佐野藤右衛門さん、 桜を愛し抜いた男の生き方

 

 

 

昨日の京都ニュースで、佐野藤右衛門さんが97歳で逝去されたことを知った



円山公園の祇園枝垂桜を育てたことで有名な方



先代が守り育てた桜を、百年後、千年後の日本に咲かせようと尽力した、佐野藤右衛門氏



日本人(私も)が大好きな桜、

日本の桜文化にとって大きな節目である



「【訃報】「桜守」16代佐野藤右衛門さんが死去、97歳 東日本大震災の被災地でも植樹」
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1591581


 

[Yahooニュース]はコチラ
他を寄せ付けない愛を注いだ「桜守」…97歳、佐野藤右衛門さんとの別れ惜しむ(読売新聞オンライン)
 



嵯峨広沢の自宅庭が、数々の名桜や美しい自然に囲まれた空間であったことを思い出すたび、彼が「桜守」として、他を寄せ付けないほどの情熱と愛情を桜へ注いでいた姿が浮かぶ



今年、なぜかどうしても見たい!と思って、見に行った

 

 

そして、偶然だけど京北町の「黒田の百年桜」を見ることもできた

 

 

 


この日「藤右衛門さんがこれから来はるよ〜」と現地の方がおっしゃっていた



このときはお元気だったのに悲しい



ただ、長患いぜずにご逝去されたことは、よかったのかな、と思う
(こういう逝き方をしたいな)



ご冥福をお祈りします
 

 

 

 

 

 

追悼の桜、ご自宅の庭


来年の春、広沢の自宅庭にはきっと追悼の思いがこもった美しい桜が咲くだろう



辺鄙な場所ながら、多くの人々が桜を愛でに訪れる



藤右衛門さんの訃報を受けて、より多くの人が桜を通して彼の想いと生き様に触れる機会になると思う
 

 

 

 

 

 

 

後継者について


後継者については、佐野さんの一族が代々「16代佐野藤右衛門」として桜守の伝統を守ってきた

兄弟や子孫がしっかりとその役目を担い、「桜守」としての使命を引き継いでいく体制があることを報道でみた



これからも佐野家の桜とその精神は、しなやかに時代を越えていくのでしょう






ひとこと


藤右衛門さんが命をかけて守った桜たちが、また新しい季節を迎え、私たちに癒やしと勇気を与えてくれるはず

来年もできれば藤右衛門さんの桜を、静かに愛でたい🌸



どうかどうか、マナーの悪い観光客が来ませんように、と祈るばかり

 


ちなみに、
この周辺、ニュースで流れているクマ騒動(自然が多い)エリアです
 


行かれる方はお気をつけて

(桜の時期にはいないと思うけど)





 

美しい桜を見られるのは「当たり前」ではない、

こうやって守ってくださる人がいるからなんですね。

 

 

 

 

桜の開花を待って、冬はぬくぬくしましょ♪
セラミックヒーター脱衣所で使ってます

 

 

 

  

 TODAY'S
 
秋晴れの京都



京都御苑(御所)の近く



 

 

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