
「タダ」が好き、無料が好き
アプリやらサブスクやらクレジットカードやら、有料プランはほとんど使わない
(無料で使えるアメブロ好き 広告はウザいが)
そんな私、
ナシーム・ニコラスの
『身銭を切れ 「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質 』
を読んで、痛いところを突かれた気がした
この本のタイトルは文字通り、自分の資源やお金を使ってこそ、本当の価値がわかるというメッセージ
要約
「身銭を切る=リスクを背負い、自らの失敗や成果の報いを受ける」という考え方を中心に、人が本気で行動し学ぶためには自分自身がリスクを負うことが不可欠だと説く
リスクを取らずに高みの見物をしている政治家や学者などを批判し、身銭を切ることで得られる実践的な知識や経験の重要性を説いている
つまり、自分の行動に責任を持ち、リスクを受け入れて挑戦することが人生や社会の本質を理解する鍵だとしている。
身銭を切るとは単に金銭的負担を負うという意味だけでなく、自分の時間や精神的エネルギー、評判やプライドもリスクとして引き受けること
自腹でセミナーや書籍の購入、自己投資を行い、自らの成長や判断力を高める姿勢を持つことも重要

感想とか、私の浅はかな考察とか
SNSでのリスク負わない問題
これ読んで思い浮かんだのは、
現代はSNS等の世界での「身銭を切らない(リスクを負わない)」問題
誹謗中傷が後を絶たないのは、実際に自分がリスクを負わず、匿名で無料でできるからだろう
自分が直接痛みを感じない分、発言が軽くなりがち
無料の便利さは魅力的だけれど、見えない代償がある

なかなか分厚い本で、小難しいことも書いてあるけど、
この本が最も言いたいことは、
「本当に価値のあることには、多少のコストやリスクも必要」
「リスクを負わないと何の成功もしないよ!」
ということかな
ときどき、“人類の役に立ちたい”という若者が私のところへやってきて、「そのためにはどうすればいいでしょう?」と訊いてくることがある。
〜略〜
私のアドバイスはこうだ。
〜略〜
リスクを冒すのだ。
そして、もしも金持ちになったら(必須ではない)、他人のために惜しみなくお金を使えばいい。

身銭を切って有料クレカを作る?
「マイルで毎年、ビジネスクラスで旅行している」というYouTuberさんが
「年間20万円ぐらいクレカ年会費を払っている」
と言っている動画を、たまたま今日みて、
わー、身銭を切るってこういうことかぁ〜
と納得
無料好き主婦にはハードルが高い
(分厚い本読んだ割に、浅はかな結論に落ち着く)

備忘録
知らなかった英語表現
