某県で高校教員をやっている友人に久々に会った。
いつも忙しそう、そして疲れている。
生徒指導や書類作成、保護者対応の仕事が多すぎて
「授業なんか片手間にやってるようなもんよ」
「もう正職員やめて、非常勤職員になろうかな~と考えてる。非常勤は授業だけやってたらいいし。授業に専念したい!!」
と言っていて、衝撃を受けた。
それと、教師の自腹問題。
「出張で修学旅行に行けていいねと言われるけどさぁ、交通費・宿泊費以外は全て自腹、お弁当持参することもできないから、食費がかかる(東京の外食費高い!)、通常の業務より神経は使うし、寝不足になるしでかなり大変だし、(修学旅行がある)2年生の担任は絶対やりたくない!」
と言っていました。
そんなきっかけで、
↓こんな本を読みました。
『教師の自腹』
公立学校の教職員が教育活動のために自己負担している現状を明らかにし、その解決策を模索する内容です。全国の公立小・中学校で働く1,000人強の教職員を対象に実施した大規模調査を基に構成されています。
教職員が授業用教材費、部活動関連費用、家庭訪問時の交通費、徴収金未納分の立替など、多岐にわたる経費を私費で賄っている現状を描写しています。この「自腹」は、金額や頻度が学校や個人によって異なりますが、広く存在する問題とされています。
私ものんきに
「公費で東京行けていいなあー」
とか思ってたけど、考えが浅はかだったな、と思った。
本当に先生は大変だと思う。
日本の教育現場、これでいいんでしょうか。
子どもを持たない私も心配になりました
最近読んで良かった本
