地域の役員で知り合った70代のめっちゃ元気なおばさま。ちょうど私の親世代。
この世代の方、働く世代より元気な方が多い気がする。
私たちと同世代の息子さんが3人おり、家庭をもって大阪や関東で暮らしているそう。
そのおばさまに、ことあるごとに
「2人は気楽でうらやましいわ~」
と言われる。
最初は、京都流に「子育てもせず、遊んでていいわね」と暗に言われているのかと思っていたけど、
どうも心底うらやましい、と思っているふうで。
聞けば
「老後、子供たちに迷惑かけたらと思うと眠れないときがあるのよ!!あなたたちは2人だからそんなこと気にしなくていいでしょ!うらやましいわ!」ということらしい。
なるほど....
うちは晩婚のため結果的に2人家族。
親世代が祖父母を介護するのを見て、自身も
親の看護・介護を経験している私としては、
「私は老後誰にもこういうふうにやってくれる人がいないんだな」
と思うんだけど、こどもがいる人はいる人で、思うことがあるんだな、とハっとした。
身内の看護や介護を「迷惑」と思ったことはないけど、色々と大変なことは事実。
しばらく会う機会がなかったのだけど、先日たまたま道で出くわし、
「2人はいいわね~。せいぜい楽しみなさいよ~」とまた言われた。明るく。
確かに、私は「自分の子どもに世話をかけるかも」という心配はゼロ。
かわりに別の心配があり、将来に不安は尽きないけれど、おばさまのいいうとおり、楽しめるうちは楽しんでおこう、と思います