お地蔵様



阪神淡路大震災から30年


関西のラジオテレビは朝からその話題が多い

(他の地域はどうなのかな?)


30年…長いようなあっというまのような。

私は当時大学生、人生で一番の揺れだったことには間違いないけど、そのころ「関西では大きな地震は起きない」とみんな信じていた。だから、そんなたいしたことはないだろう、と思っていた。

テレビをみて、神戸が大変なことになっているんだなあ、とは思いつつ、ふつうに大学に行こうと思って出かけたら、阪急電車が止まっていて、これは大ごと!と思った。

当時は身近にインターネットもなく、テレビラジオしか情報源がなかったので、すぐには状況がわからなかった。


幸いまわりで大きな人的被害はなかったけど、神戸周辺で被災した友人知人もいたし、お見舞いに行ったり、日常生活に戻るには時間がかかった。



   



で、思い出したこと。

元アナウンサーの近藤サトさんの話。

どこかで読んだ「(東日本)震災の後、白髪染めをやめた」という記事が強烈に印象に残っている。

ちょっと記事をググッてみた。



きっかけは東日本大震災のあと、避難袋を用意していたときに、白髪染めを入れようとしていた自分に気付いたときです。他に揃えなければいけないものがまだあるのに、そんなことを考えていた自分に思わず「アホか」と呆れました。同時に自分がそこまで追い込まれていたのかと思いました。


近藤サトさんステキですよねー音譜

詳しく読みたい方はコチラ




今の生活は当たり前じゃない、そんなことわかりきっているけど、すぐに忘れがち。

30年前には1本もなかった白髪。

毎日「また白髪が増えてイヤだ~~~~!!

と言っているけど、白髪が生えるまで生きられなかった方もいるわけです。

人生も折り返し地点を過ぎ、1日1日大事に生きたいな、と改めて思う日でした。







非常食に買いましたニコニコ