弟の娘がすぐにあいさつに来た。名前を言ってくれた。はじめまして、お父さんのお姉ちゃん、おばさんです。何やらスムーズ。親に言われていたんだろうなあ。かわいい。小さい頃の自分に似てる。不思議な気持ち。
年上のいとこが声を掛けてくれた。会うのはたぶん祖父の葬儀以来。20年前くらい。相変わらず美人のお姉さん。娘2人を紹介してくれた。娘もきれい。おばあちゃんがいた頃は、いとこたちで集まってお泊まりしていたことが懐かしい。女のいとこたちで少し話す。
葬儀が始まった。もらった式次第のタイトル。
悲しみを縁としてという言葉がささる。まさに、私にとって、ばあちゃんの葬儀がきっかけでたくさんの懐かしい人に会っている。ばあちゃんのくれた縁だなあと夫も言う。
ばあちゃんにみんなで花を手向ける時に、涙が出て来た。ばあちゃん、ありがとう。みんなとの縁をくれて。ばあちゃんが待ってくれてた気がしたよ。私がみんなと会えるようになるまで。去年や一昨年だと会えてなかったかもしれない。
みんなでばあちゃんの周りに花を飾った。きれいな顔だった。
焼き場へ。最後の対面。ありがとう。
焼骨の間、昼食会。緊張した。父母と弟妹家族とテーブルについた。ぎこちない。喪主の叔父が来てくれて、話してくれる。ありがたかった。ひとしきり、話して、周りの人とも少しずつ話せるようになった。姪っ子や妹のだんなさんとも。少しずつ緊張が溶けていく。姪っ子が窓を指差して、あっ猫!三毛猫が通った。子どもたちが追う。ステキな時間。妹のところの甥っ子くんがすごくかわいい。妹の小さい頃にそっくりで、ハイジみたいなあどけなさ。でも、妹に言わせると4歳なのにイヤイヤ期が続いているんだそうな。ふーん、たぶん妹が生まれたからかなあ。妹もかわいい。一歳と少し。かわいすぎ。噂には聞いてたけど、血縁の甥っ子姪っ子はここまでかわいいのか!やはり自分にどことなく似ているからだろう。子どもたちのかわいさで、不安に思っていた気持ちは消えていた。私たちにも居場所はあった。みんなに心配かけていたとは思う。私にとっての喪が明けたのだと思う。