ありがとう清水劇場 | 勝手に毒子

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趣味は観劇。主には大衆演劇だったけど、劇場閉鎖で遠退きぎみ。
勝手にいろんなことに対する個人的な見解を綴っています。
あくまでも個人の意見であり、批判ではありませんので悪しからずご了承ください。


ついに終わってしまいました

35年の歴史に幕を下ろした清水劇場



太一くんからのご縁でその存在を知り
通いはじめて10年少々ですが
たくさんの思い出があります


スタッフさんによくしていただきました
現在のスタッフさんも
以前のスタッフさんも
「久しぶりですねー(^_^)」
「いらっしゃーい」
なんて声をかけていただいたりすると
「ただいまー(*´∇`*)」と
温かい気持ちになったものです

今日、残念ながら高田支配人は来られなかったそうですが、久々にお元気そうな清水のママに会えて笑顔を見られて嬉しかったです

ありがとうございました。



いろんな劇団さんに出会いました
芝居や舞踊を観て
仕事の疲れやストレスを解消し
明日を生きる活力をもらっていました

ありがとうございました。



お客さん同士でも挨拶をしたり話をしたりする顔見知りができ、声をかけていただくこともありました
名前も仕事も知らない、普段は会うことのないような人とも縁を繋いでくれる場所でした

ありがとうございました。




しばらく行かない期間があったり、
観なかった劇団さんがあったり…清水がなくなるなんて思ってもいなかったので、今となって悔やまれることです

毎月、劇団さんが来て公演していて
行くor行かないはワタシの選択だったけど…それが当たり前だったけど…

来月から選択肢は………ない

清水劇場がない!



いつまでも あると思うな 親と金

親からよく言われますが(^_^;)

子は自立倹約して生活を営めって意味らしいけど
当たり前だと思っているものも
当たり前ではなく、有り難さに気づけ
って事だと思っています

今あるもの、人、時間に感謝し
大切にしないといけないなーと
改めて感じます



広島には大衆演劇をやっているところが他にもあるけど…
●ゆーぽっぽ
●世羅温泉
●みはらし温泉
劇場はひとつもなくなる

今後、近場の劇場といえば
●岡山県 後楽座
●福岡県 博多新劇座、宝劇場…


清水劇場はなくなるけど、
これからも大衆演劇を忘れず、機会は減りますが楽しみ続けたい!





緞帳下ろし最後のご挨拶は
山根演芸社の山根社長
清水劇場のナガオ部長
清水芸能の清水社長
劇団九州男の太夫元杉九洲男


清水社長がご挨拶で言いました!
「また広島に大衆演劇専門劇場ができることを目指して、頑張っていきます」

是非とも頑張っていただきたい!
そんなお客さんの思いが詰まった
大きな大きな拍手に劇場が包まれました

「それまで皆さんお元気で!」

これにはお客さんの笑いが起きたけど、
不死身じゃないので
なるべく早く頑張ってほしいです



もうやらないと言う従業員に
頑張ると言う社長と部長……(((^^;)
難しそうな空気もやや感じますが
でも社長を信じて待ちましょう!


頑張れ社長!
次の劇場ができるまで!


「広島に劇場ができるときには、柿落としは大川良太郎に!」
と言ってくださった大川良太郎座長

今月は大入りが途切れることなく
ゲストでトリプル、劇団でもトリプル
後半はほぼ毎日ダブル以上の大入り
26日間の公演で48枚出たそうです
総動員数も1万人を軽く超えたらしく

山根社長が言われていました
広島といえば東洋カープと清水劇場!
しばらく清水劇場は下火だったかもしれませんが
今月は間違いなくこの2つが熱かった!

ただ!
今日は野球中継を見ても席がたくさん空いているマツダスタジアムだけど、清水劇場は補助席をいっぱいに出して、入りきらないくらいの立ち見もいて
完全に今日イチ熱い場所!
テレビも3局来てました


この緞帳が上がることはもうないけど


終演後に見た空は
悲しく寂しい空ではなく、
清々しい青空でした\(^-^)/

また広島に劇場ができたら
必ず行きます!


清水劇場ありがとう!
35年間お疲れさまでした
m(_ _)m
そして、待っています!
(*´∀`*)尸"