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さて、新緑がまぶしい季節です。

 

先の大型連休でも、家族とお弁当をもって、

行楽地にお出かけした方も多いのでは…?

 

 

そんなお弁当の主役と言えば、やっぱりお母さんが
つくってくれたおにぎり?おむすび?

 

…って、あなたは「おにぎり」派?


それとも、「おむすび」派?

 

ちなみに、この言葉の違いは、ご存知ですか?

 

 

 

 

 

 

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おむすびとおにぎりの違いについては諸説ありますが、
ここでは「言葉」の違いと、エネルギーの違いから、
解説していきたいと思います。

 

 

まず、言葉のほうですが、「むすび」「にぎり」。

 

言霊的に見ると、これは全く違う言葉です。

 

 

「むすび」という言葉を、言霊的に解釈すると、
「内側に向かって集まるエネルギー」となります。

 

「む」は、「蒸す、村」など、「内なる発酵、増殖」を意味し、
「す」は、「素、洲、巣」など、「先端、突出、占有」を意味します。

 

また「むす」は、「産(むす)」「生じる」という意味もあり、
「び」は、「ひ」。「ひ」は「日、火、光、霊」を表します。

 

 

つまり「むすび」とは、大本に向かって、
エネルギーが集まり、ひとつにつながり、結ばれ、
新たなエネルギーが生まれるという意味を表します。

 

 

 

 

 

 

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これに対して、「にぎり」のほうは、
「一体化するために強く丸める」という意味。

 

 

「に」は、「似る、煮る、握る」など、別々のものを
ひとつにまとめるという意味をもっており、

 

それを「き=きつく」「り=転がす」ことでできるのが、
「おにぎり」だということがわかります。

 

 

つまり、「おむすび」のほうは、「目に見えないエネルギー」
を活用して、ひとつにつなげるということを表す、
気持ちというか、マインド重視の言葉であり、

 

「おにぎり」のほうは、バラバラだったものを
ひとつにまとめるという、物理的な状態を表す言葉だと
言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

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次にエネルギー的な解釈ですが、


「むすぶ」は、「結ぶ」。

 

 

「ご縁を結ぶ」という言葉もあるように、
結ばれるのは、自分の意志以外にも、別の何か、
不思議なチカラがかかわっており、

 

さらに結んでいるだけなので、もろさやはかなさなど、
ゆるやかなエネルギーが感じられます。

 

 

これに対して、「にぎり」は、「握る」。

 

 

ガッチリ握るためには、自らの明確な意志が必要で、
強いエネルギーが感じられます。

 

 

「むすぶ」は、スピリチュアル的、情緒的、女性的で、


「にぎる」は、現実的、物理的、男性的なエネルギーを
もっていると言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

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また「むすひ(び)」とは、神道における基本概念であり、
「産霊」と表し、「天地・万物を生み出す神霊」を意味します。

 

 

「おむすび」は、自然信仰の強い日本人が
山の神の恵みに感謝し、山の神を敬うために、

 

ごはんを山のカタチに見立てて、
三角に握ったものを指すという説もあるようです。

 

 

「おむすび」という、ごはんの山の頂に、
ごはんの神が…、山の神が…、自然の神が降臨する。

 

 

右手と左手を結ぶことによって、天地がつながり、
さらに人である私と自然の象徴であるお米・ごはんが、
ひとつにつながり、結ばれる…。

 

 

それは言霊的・エネルギー的解釈にもつながる、
まさに「むすひ=産霊」のエネルギー、そのものです。

 

 

 

 

 

 

 

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機械で握ったものを「おにぎり」と呼び、
「おむすび」は、人の手で握られたものを言うという説も
あるようですが、それも同じことですね。

 

 

人の手からは、常にエネルギーが出ています。

 

その人の手でごはんを握れば、そのごはんに
握った人のエネルギーが宿るのは、当然です。

 

 

家族のことを想って、お母さんが握った「おむすび」が、
より美味しく感じられるのは、お母さんの手から出る
エネルギーが込められているからで、


それは決して「気のセイ」ではありません。

 

 

 

 

 

 

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私たちは食事を通して、目に見える物理的なエネルギーだけを
補給しているワケではありません。

 

 

食物からはもちろん…、作ってくれた人からも…、
一緒に食べる人やその場の環境などからも、


目に見えないエネルギーを一緒に、いただいています。

 

 

そういう観点でみれば、「おむすび」と「おにぎり」は、
栄養素やカロリーなど、目に見えるエネルギーは同じでも、

 

愛情や気持ちという、目に見えないエネルギー的には、
全く違う食べ物だと言えるでしょう。

 

 

今度、「おにぎり」をつくる機会があれば、


「自分の手から、エネルギーが出ている」という意識で、


ごはんをにぎってみてください。

 

 

たった、それだけのことで……、

 

手から出ているエネルギーを意識しながら、

ごはんを握った「おにぎり」は、

 

あなたと食べる人…、大地と宇宙をつなぐ「おむすび」に、


「アセンション(次元上昇)」することになるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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