今になって気が抜けてしまって、気持ちを奮い立たせないと何もやる気が起きない。
…ブログ更新が滞ってすみません。

亡くなる一週間前まで、介助しながら玄関前でトイレを済ませていました。

完全寝たきりになった直後、右頬の腫瘍が自壊して口の中が膿でジャブジャブになり、何度お湯で口の中を流しても次から次へと膿が出て口の中に溜まり、本当に辛そうでした。

腫瘍が喉に近い右頬だったため、鳴くことも声を出すこともできず、意思表示は顔を上げることとわずかに尻尾を揺らすこと。
きっと、これもやっとの思いだったはず。

毎日真っ黒いタール状の便を出して、亡くなる3日前からはわずかな眼振も出て、それでも意識ははっきりしていたので、私がリビングを離れると不安なのか必死に頭を上げて私を探していました。


亡くなる前日のむさし


亡くなる前日の夜から呼吸の時のお腹の動きが大きく深く苦しそうな動きに変わり、それは翌朝まで続きました。
朝8時頃になって口を開けて舌を出しながらの呼吸に変わったため、そばに付き添い、声をかけ続けていました。
ここから2時間弱、むさしは苦しみ続けます。
目を見開き、眼振が酷くなり、亡くなる直前は見たこともないあり得ないような眼球の動きをして頭をのけぞらせ、もがき苦しんだ最期でした。


これだけ辛い最期だったのに、むさしの介護は本当に楽しくてね。
もちろんお世話の内容は辛くてシビアなんだけど、可愛くて楽しくて、お世話しながらむさしに
「寝たきりでもむさしは男前!お世話が楽しくて仕方ないよ!お世話させてくれてありがと💗」
って何度も言いながらの介護でした。
今思い返しても介護自体は楽しかったことしか思い出せない。
言われているむさしからしたら「こっちはこんなに苦しいのに楽しいって無神経だろ!!!💢」って思ったかもしれないけど苦笑

ブログを通し、むさしを気にかけてくださった皆様、本当にありがとうございました。

最後に、預かり保護ワンコとして我が家にいたむさしを我が子として迎えた時の記事、「むさしへのラブレター」をどうぞ。