紅葉の季節、そして冬に向かって
風景にばかり目を奪われ、
資料館案内をお休みしてしまいました。
ちょっとお正月らしく
華やかなお嫁入り道具の案内です
有徳館二階展示の中央、
15代持参の長持ちが二つ。
上には江戸時代の物と思われる蒔絵の道具



素敵な螺鈿細工の文箱

見事な鋳物が彫られた江戸中期の銅鏡
蓬莱「松竹梅 鶴亀」の図
一番おめでたい図柄だと
来館者の方に教えていただきました
銘が長い程、位が高い鋳物師だったとか。
大きさが分かりますか?
持ってお化粧ができない位重たいのです。
こんな風に鏡台に置くこともできず、
お付きの人が持って
お化粧したのでしょうか?

昔の女性達の声が聞こえる気がします。