子供達と仲良くなり
子供達が
パープルヘイズを
食事に誘ってきた
パープルヘイズは困惑していた
昔 自分の容姿を見た
人々の反応を思い出し

首をブンブンと横に振った
すると小さな女の子が
「大丈夫よあなたはこんなに
優しいんですもの」
小さな女の子は 
パープルヘイズの手をひっぱり
家へと向かった
戸惑うパープルヘイズに
純粋な笑顔で
「ここでまっててね」
パープルヘイズは
緊張で前を見れなかった
「おかーさーんお友だちつれてきたよー」
奥からは美味しそうな匂いがしていた
パープルヘイズの
お腹は
匂いに反応して
大きな音を鳴らしていた
「あらら お友だちね ちょっとまっててね」
奥から
小さな女の子の
母親が忙しそうに現れた
「!!!!」
「ば、化けもの!!!」
母親は
近くに置いてあったホウキを
構えた

パープルヘイズは
驚きしゃがんだ

パープルヘイズと母親の
間に
手を全力で広げた
小さな女の子が入ってきた

「おかあさん!やめて!」

母親は一瞬で理解した
心優しき
娘が、かばう者が
悪いもの、のはずはない

慌ててホウキをしまい

「ごめんなさいね さあお上がりなさい」

笑顔で招き入れられた

小さな女の子も
隣で笑っている
天使のような笑顔で