第二の社会人生活
結婚したら職場に居づらくなりました。
子ができて、子育てを世間一般で言われているように、できる範囲でやろうと思えば社会人と母親の二足のわらじは難しく、働いていた時に貯めていた貯金を崩しながら子育てにお金をかけました。
子が園や学校へ行くようになって、なんだかんだ言われながらも、スキマ時間にコツコツやっていた資格取得やスキルアップを使って、コツコツバイトや請負仕事をしていました。
子が一定大きくなり、バイトや請負仕事の時間や幅を増やしましたが、そんなに稼ぎや社会保障を得られず、まだ母親業も終わっていないので、悶々としていました。
子育てが一定終わり、人生100年時代と言われるようになって、老後が想定よりも長くなりました。
今さら自分のしたい事って言っても、時間も資金も潤沢にある訳じゃないし
でも、これからどうするのかと考えれば、お金を稼いだ方が良いのは、どの道でも変わらないように思いました。
一定の稼ぎがあれば、頑張っている我が子達に資金援助も出来るし、自分で自由にお金も使えるし、夫に何かあってもオロオロしなくて済みます
はじめにやりたかった仕事ではないけれども、出来る事で出来る仕事を考えて就活をしたら、一社目で内定を取ることができました
仕事と世間の一般論
将来、厚生年金がもらえる働き方をしたいと常々思っていましたが、
結婚したり、子育てをするようになると、女性は職場に居づらい風潮がありました
産後、再就職したくても
保育園がバカ高い
保育園の競争率が激しい
保育園に預けるの可哀想と言われる
就活で子どもの病気の時は出社できるか聞かれる
自分の事を優先すると周囲から母親失格みたいな雰囲気になる
と心折れる事がたくさんありました。
はじめの頃は再就職しようと足掻いていましたが、子育てをしない男性と同じ働き方を要求されることが多かったので、子育てを優先する事にしました。
どんどん年月が過ぎて
諦めモードに
時間が経つにつれ
男性のみならず、女性からも再就職を拒まれる気配を察知
細々と過ごすようになります。
社会変化
そうこうするうちに技術革新により、コロッと社会が変わらざるを得なくなりました。
今までの社会だと国際間競争にも負けてしまうし、そのうち暮らしも成り立たなくなってしまいます。
いくつかの面で半ば強制的な取り組みがされるようになりましたが、そのうちのひとつ。
女性や氷河期世代や若者の社会進出を促す取り組みがたくさんされるようになりました。
そこに乗っかって就活したら
就職に活かせるスキルを身に付ける講座を全分野コンプリート出来て、自分専用のキャリアコンサルタントも付けてもらい
無事に正社員で就職する事が出来ました。
自分としては
いま出来る手をうって
自分が望む道へ
進もうとしただけですが
後から考えてみると
時流に乗っていたんだな
と思いました。
結婚して子育てをしている時
社会人生活は一旦諦めましたが
子育てをしたスキルを持って
再び社会人ができるのは
とても嬉しい
流行りに乗るのは好きではないが
乗ってよかった波もありました。