こんにちは
福島県郡山市のリウマチ膠原病医間桃子です。
今日は少し春めいた天気ですカラッとしていると心も軽くなりますねそんな朝に元気に「おはよう今日もがんばろうね!」と誰かと挨拶ができると最高です
先日3 歳・2歳・1歳の3人の子供を持つ友人と話していたところ、「先月本当に本当に体調が悪くて起き上がれないほど怠くて、にんにく注射をやりたくて、ネットで探したんだけど全然やってくれるところなくて・・。新幹線乗って東京に行ってやろうかと思ったぐらいだったの。」と…
実は当院ではホームページに掲載していませんがかかりつけの方にはにんにく注射を行っています友人に案内してその日ににんにく注射をやりました翌日「身体が軽い疲労感が違う」と言ってくれました
「にんにく注射」と聞くとにんにく液を注射するような印象を受けますが、実際には違いますにんにく注射とは、にんにく自体を注射するのではなく、ビタミンB1を中心とするビタミンB群製剤を静脈に注射する方法です。
ビタミンB1は体内のエネルギー産生で必要となる物資なので、これを静脈内に投与することで、効果的かつ短時間でエネルギー産生回路を刺激することが出来ます結果として、疲労を改善する効果が期待出来るのがにんにく注射です
ビタミンB1がにんにくのようなにおいがすることが、名前の由来になっています。
実際に、注射開始後しばらくすると、ふんわりとにんにくの香りを感じることがありますにおいは注射終了後すぐに消えるので、心配いりません
ビタミンB1は体内のエネルギー産生に重要な役割を果たしています。私たちの身体は体外から取り入れた糖を分解し、ミトコンドリアと呼ばれる細胞内小器官に運んでエネルギー産生を行なっています。そして、糖の分解産物をミトコンドリアに運ぶ際、ビタミンB1が補酵素として使われます。そのため、ビタミンB1が不足した状態ではエネルギーを十分に産生することが出来ず、疲れやすくなったり、疲労回復に時間を必要とするようになります
気になる方やご希望の方はスタッフにお声がけください