こんばんは
福島県郡山市のリウマチ膠原病医間桃子です。
先日の事ですが急遽16日(金)午後休診とさせて頂きました。理由は3歳の次男が骨折し入院手術になった為です。予約していた方は皆様快く予約を変更して頂きましてありがとうございました一般の方は休診で申し訳ありませんでした
遊具から落ちて前腕骨折し緊急手術になった次男君。
3歳の身に起きた辛い試練と患者の家族になった私は感じることが沢山ありました
(前腕にある2本の骨が両方骨折していました。さぞかし痛かったと思います…)
当院は小児科もあるのでやはり小さな子供に採血や点滴をします。親としては泣き叫ぶ子供をみているのは辛いですし、代わってやりたいと思います病院では「お母さんは席を外してください。」で廊下で待ちますが、声だけを聞いているのは悪い想像をするのでもっと辛いものもありました
処置後の看護師さんが「泣いても決して足をバタバタしなかったんですよ。頑張りましたね「これ終わったらママに会える?」って聞かれて私の方が泣きそうになりました。」と教えて下さり、救われる思いでした
定時手術が全て終わってからの緊急手術で予定では17時過ぎが手術室に入ったのは20時でした休みなく手術をしているスケジュールが分かるので立て続けに手術をされている先生を含めスタッフの方を思うと感謝しかありませんでした。
コロナの関係で病棟の前での待機でしたが、手術を終えて整形外科の先生方3人皆さんが病棟まで来て下さり疲れも見せずに笑顔で「頑張ったね~。ママだよ~。」との声掛けは不安が払拭されるものでした
病状の説明の時は泣き叫ぶ子供を抱っこしながらだと大事なことも聞き逃していて…
ギブスが何週間だったかな?とか
今後退院して週何回外来通院だったかな?という感じでしたが、医療スタッフのさりげない言葉かけは強く強く心と記憶に残りました
この経験は医療従事者として今後患者さんに還元していかねばと改めて思いました
遊具から落ちた瞬間のことや入院のことを聞いても違う話にすり替えるのは本人にとって末梢したい記憶なのでしょう…。私も次男君と全く同じ経験をしており小1の時に遊具から落ちて骨折入院手術をしました。落ちた瞬間や手術室の風景、入院の日々は決して忘れていないので彼の気持ちがよく分かりました
お祝いに「何でも好きなもの夕食に作るよ」と、リクエストを聞くとまさかの「おそうめん…。」との返事でこれまた私の大好物だったので次男とは似たものを感じました似てるからきっと乗り越えられる!