こんばんは
福島県郡山市のリウマチ膠原病医間桃子です。
週末は美味しく大好きなビールを飲むができています理由は3歳の次男がスピーチコンテストで立派にスピーチできたからです
4月から幼稚園に入園して1ヵ月は毎日号泣で私の服がちぎれるのではないかというほどしがみつき「ママ~行かないで~。」で、その声を振り切って仕事に行く日々でした
そんな次男が、先生の服を握りながらでしたが逃げもせず泣きもせず立派にスピーチを成し遂げたので、そこに「成長」と「希望」を感じて涙が出ました指導して下さった先生を心から信頼している息子との絆も感じましたいい先生との出会いは人を成長させますね
そんな週末に救急指定病院から携帯に電話がきましたドキッとする瞬間です。
内容はかかりつけの全身性エリテマトーデス(SLE)の方がコロナ陽性になりラゲブリオの投与に関しての相談でした。
このようなことは日常診療でもよくあります。現在の医療体制では患者さんがいつ病気を発症して、どれくらいの期間どの薬を飲んでいるかは聞き取りでしか把握できません。患者さんからの聞き取りが困難な場合には主治医に診療情報提供依頼がきます。個人的にはマイナンバー制度を医療面でも活用してほしいと願っています。診療内容や処方内容、検査結果などが共有できればその都度聞き取りしなくても済むと思います。
現在厚生労働省の特例承認を受けている新型コロナ感染症の飲み薬には、「ラゲブリオ(モルヌピラビル)」と「パキロビッドパック(ニルマトレルビル・リトナビル)」があります。ともに抗ウイルス薬で細胞内に侵入した新型コロナウイルスの増殖を阻害する作用があります。投与対象は新型コロナ感染症の重症化リスク因子があり医師が必要と判断した方とされています。
その為投与するべきか相談の電話でした
こういったやり取りは地域医療連携のおかげです。その方は結果免疫抑制剤を用いていたので投与をお願いしました。
後日の外来で「先生なんで陽性になったのご存じなんですか?」等質問されることがありますが実は地域医療連携のおかげです