おはようございます
福島県郡山市のリウマチ膠原病医間桃子です。
先日お墓参りに行きました。
3歳の次男はお墓が不思議でたまりません。
「どうして人は死ぬの?」「死んだらどうなるの?」
12歳の長女は
「どうしてお墓は分けなきゃいけないの。家族なのに分かれるの?」
9歳の長男は楽天家なので
「死んだら何も感じないから大丈夫だよ。寂しいなんてないよ。」
などなど…。
外来でもよく聞かれます。
「どれくらい生きれますか?」
「どうして私が病気になってしまったのですか?」
「もう少し生きたいんです。」
いつも明確にお答えできずにいます。申し訳ない気持ちになります。
リウマチ膠原病は病気の原因すらはっきりしていないところが多く、その方が膠原病になる理由はありません。もちろん家族性が強いとかはありますが…。
いつも思っていることがあります。
命は尊いので生きることへの執着が沸きます。
だからこそ苦しみがあると感じます。
私はよりよく生きるためのお手伝いをしていても医学の限界も実感します。
なので生きている間のその方その方の生きがいを見つけることが大事なのかなと。
昔からよく読んでいる手塚治虫の「ブラックジャック」には沢山のヒントがちりばめられています。
医師になる前も医師になってからも読み返しています。昔感じられなかったことが今は心に残ったり不思議です。
お墓参りに行くといろいろ考えさせられます…。
内科・リウマチ・膠原病
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