作詞・作曲:財津和夫 編曲:TULIP/青木望

 

 

 

 

 

あーだから今夜だけは君をだいていたい
あー明日の今頃は僕は汽車の中

旅立つ僕の心を知っていたのか
遠く離れてしまえば愛は終わるといった
もしも許されるなら眠りについた君を
ポケットにつめこんでそのままつれ去りたい

あーだから今夜だけは君をだいていたい
あー明日の今頃は僕は汽車の中

にぎやかだった街も今は声を静めて
なにをまっているのかなにをまっているのか
いつもいつの時でも僕は忘れはしない
愛に終わりがあって心の旅がはじまる

あーだから今夜だけは君をだいていたい
あー明日の今頃は僕は汽車の中

あーだから今夜だけは君をだいていたい
あー明日の今頃は僕は汽車の中

あーだから今夜だけは君をだいていたい
あー明日の今頃は僕は汽車の中






 

リリース
1973年4月20日





デビューからビートルズの影響を受けた
シングル2枚

アルバム2枚を出したが
ヒットせず、

3枚目のシングルが売れなかったら、
地元福岡に帰るという話が

でてきていた頃に
背水の陣として生まれた曲。


メインボーカルは

姫野達也が担当。
当初の予定では

作詞・作曲した財津が
歌うはずであったが、

レコーディングの
直前になって

スタッフ・関係者の間で
「財津より、甘い声が魅力の姫野に歌わせよう」
ということになった。
また同じく直前に曲構成を変更し、
サビの部分を冒頭に持ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Composer: 財津和夫
Lyricist: 財津和夫
 

 

真っ赤な車でいつもやってくる
そよ風に髪がよく似合う女の娘
本をかかえてぼくの眼の前を
すまし顔ですぎるとキャンパスへ消えてゆく

一日だけでも君にあえないと
眠れない夜が僕をいじめるのさ
今度僕の部屋へおいでよ
きっと君をたのしませるから

神様がきっときっと間違えて
天使の君を地上に降ろしたんだね
君のすてきな胸のふくらみが
揺れ動くだけでぼくは狂いそう

僕の話を聞いてくれるかい
大きな地震がおきたときのために
二人のりの気球をつくろう
二人だけの知らない国へ

夢中さ君に 僕が生まれて
はじめて出逢った素晴らしいこの恋よ
素晴らしいこの恋よ