沖縄には御嶽(オン・ウタキ)と呼ばれる聖地が数多くある。
そこは、村落を守る祖霊神が祀られている場所と考えられ、沖縄の人々の精神的な支えとなり、沖縄の信仰の中心である

沖縄には本土と違い檀家制度や氏子制度がなかったため、仏教や神道は一般庶民の間に広く浸透しなかった。しかし、祖霊神が祀られていると考えられている御嶽を中心として祖先崇拝の信仰が広まっている。

そのほか、海の向こうには、”良いものも、悪いものも”やって来る「ニライ・カナイ」と呼ばれる世界があり、そこに向かって祈りを捧げることもある。
家庭では、仏壇に祀った先祖の位牌=トートーメー「火の神」=ヒヌカンや屋敷を守る「屋敷神」を拝む。