先週の日曜日、11月19日は
所属する
『NPO法人絵本で子育てセンター』
の交流会に出席してきました





わたしは東京17期
ちょうどコロナの真っ最中で
リアルとオンライン両方での講座

受講中、受講者の方と顔を合わす機会が
なかなかなかったので
仲間と蜜に繋がっていくというのが
残念ながら難しかった時期です

(わたしがそうなだけで
しっかり繋がれているかたもいるかもしれないけど)

久しぶりに交流会に参加して
いろんな絵本講師と出会い
刺激を受けました

お二人の絵本講座実演も受けました

どちらも、お人柄がでていて
本当に素晴らしくて
やっぱり絵本を読むっていいんだよね、と、実感。

19期のかたの講座は
講師になったばかりとは思えないほど
伝えたいことが明確
素晴らしいなぁと、感嘆しつつ
頷きながら聞きました

久我弥生さん(くがっち)の
思春期の子どもと関わる人向けの講座は
本当に感動したやら、励まされたやら

実は、以前聞いたことがあって
胸を打たれて、涙が止まらなかったんです

今回、くがっちが講座をすると聞いて
どうしても、また聞きたくて
それで参加を決めたくらいでした。

くがっちの講座は、どのエピソードもささる

絵本のイメージにありがちな
「ゆるやか」とか「やわらか」とか
一見、優しげだけど
実は、つかみどころのない曖昧な言葉で
愛情をかたらないくがっち

とんがってて
強がってて
乱暴で
残酷で
目をおおいたくなるようなこともやらかす

思春期(自立期)の子どもたち


だけど、そういう子ほど
人一倍人の目を気にしていたり
傷つきやすかったりもする


くがっちの話をきいたあとで
はらぺこあおむしを読むと
胸がぎゅっとなる

愛しいあおむしくん




その子どもたちの
傍らでただ、一緒に過ごしているくがっち


絵本をよんで
生き物を通して生まれるエピソードは
どれも、生々しくて子どもの表情が目に浮かぶ


見捨てられてもしょうがないようなことを
やらかす子どもたちへ注がれる

揺るがないくがっちの
「あなたがいてくれることがとても大切」
と言う気持ち

絶対に見捨てない
徹底的に寄り添い
あきらめない態度

まっすぐに
私たちの方を見据えて
でも、威圧的ではなく
たんたんと語ってくれるくがっちの言葉

今回も胸を打たれました
聞いてよかった

周りにも、目頭を押さえたり
鼻水をすすりながら聴いている人がたくさん

きっと
それぞれの人たちの頭には

今向き合っていたり
どうしかしたいと思っている“誰か”
の顔が思い浮かんでいたのだろうな

くがっちの講座は
たくさんの人に聞いてほしい


絵本講師
第21期の受講生募集中です






ちなみに前日の土曜は
JPIC読書アドバイザー養成講座
の補講を受けておりまして



図書館についての講座だったんですが
なるほどーなるほどー
と、わたしの中の図書館のこうあるべき姿を
変えてくれる学びとなりました


たまたま、ですが
2日間とも、本や絵本について
じっくり考える時間となりました