わたしの大好きな場所のひとつ

幕張絵本部


絵本が好きな人たちが

各々その時に気に入っていたり

ピンと来る絵本を持ち寄って紹介しあう会



コロナ禍でずーっと開催がなかったのだけど

主催のユキさんから

再開のお知らせが届いたのです


再開も嬉しいのに

開催日は、わたしのスケジュールも空いてる!!


わたしが犬だったら

きっと、うれションしてるパグ



幕張絵本部に集まるメンバーは

すごく濃いんです


美術や音楽のプロがいたり

声を仕事にしている人がいたり

そんな人たちの選書する絵本もまた魅力的。


メンバーに久しぶりにあえるのも

楽しみでした


ここで食べるランチも久しぶり

幕張ブルワリーのごはん。

ボリュームたっぷり
メカジキのフィッシュバーガー

  

そしていよいよ絵本の時間


今日、集まった絵本はこれら。

どれもこれも魅力的



読んでもらって

みんなで感じたことをシェアするのが

なにより至福のとき





なんだか

不思議の世界に迷い混んだような

絵本を読んでもらって

でも惑ったままでもいいような

むしろ、それがいいような気持ちになったり







いまここ、が大事でそこに満足しているからこそ

夢見ることの豊かさに

希望が溢れたり







ただ、ただ

へんてこで、シュールで、

奇想天外な世界に突っ込んで大笑いしたり





 

読み聞かせをしてもらって

そのストーリーに衝撃を受けつつ


なぜそれを、選んだか

という話を聞いて勇気を感じたり



絵本を読むだけで

じんわり心のなかが満たされる


そして



一冊一冊、精魂混めて、こだわりぬいて 

妥協せずに作られていること

みんなで感動したのでした













さて。



わたしは、というと


わたしが、今回どうしても持っていきたかったのが

この絵本






わたしのバイソン
ガヤ・ヴィズニウスキ 作
清岡秀哉 訳
偕成社


最近では、1番くらいに

すごくすごく好き、って思った絵本です



出会いのきっかけは

訳の、清岡秀哉さん



しおたにまみこさんの

『たまごのはなし』

 

 

がけっこう面白くて気に入ったところから


同じ作者さんの

『さかなくん』


こちらも、すでに、わりと話題になっていたので

手に入れて読んでみました

 

 


さかなくんを手にとったとき


なにより

その装丁の美しさに惹かれました


紙質

持ったときの手触り

字のフォント

字の配置


わぁ、いいなぁと思って奥付をみると

装丁が清岡秀哉さん

というかた




清岡秀哉さんを

検索して




清岡秀哉、

その人に魅了されてしまいました





ギタリストとの肩書き

(装丁家ではないんだ!)



HPのトップに貼られている

『ADIEU TOUT 』

という映像音楽

(不思議、でも、わたしはこういう世界観が

案外好き)



さらにそこで

翻訳家としての肩書きもあることをしり



出版されているものの一つとして

『わたしのバイソン』

に出会ったのです


 


HP上のエッセイには

わたしのバイソンについて

綴られていました



あぁ、もうこれは。


わたし絶対好きだな




と感じたわたしは



その場で図書館で借りて読んでみて

その後、すぐに購入




題名をみて


なんでバイソン?

バイソンってどんな動物だっけ


と最初は、思ったけど


読んだあとには



バイソンだからいいんだろうな

と思えました




絵本の絵の


墨色のバイソンの

潤んだ優しい目

あたたかな表情


毛むくじゃらのむっくりとした体格


そこに寄り添う少女の

あどけないたたずまい



それら全てに愛を感じる



とてもとても

穏やかで

静かで

重みのある感動がわたしに広がったのでした




絵も

ことばも

字のフォントも(またフォント笑)

黒というよりも、墨に近い色も

夜空を表現する紺色に近い瑠璃、のような

青も

滲み加減も

全てが美しくい


題名の大きさも 

手に取った感じ

紙質も(また紙質)


全てが


今のわたしの、好きでした




きっとこの絵本は

わたしは

そんなにいろんな人に読み聞かせしないで


ひとりでゆっくり

何度も何度も

落ち着いて

読みたいものかもしれない



そんな特別な絵本でした






2月26日(日)

カフェ5で絵本カフェです

11時~16時 出入り自由


テーマは2 

(ふたり、とか、カップル、とかペアとか)



わたしのバイソンも

登場するのが、


バイソンと少女だけ

2、です。



というわけで

テーマに添うので

見えるように並べる予定です

 

ぜひ手にとって、読んでみてください