先日の絵本でお茶会



気になる絵本、2冊に出会いました。

1冊目は

昨日ご紹介した

『ど・ど・ど・ど・ど』



そして、もう一冊はこちら


ジャジャン!


うさぎさんのあたらしいいえ 




『うさぎさんのあたらしいいえ』

小出淡 さく

早川純子 え

福音館書店

2013年のこどものとも(年中向き)、月刊絵本です。



表紙が、もう既に、魅力的ですよねーキラキラ

版画ならではのタッチ

色合い、どれも素敵




お話は 

新しい家に引っ越してきたうさぎの家族を

“なんじゃろぎつね”

が狙って何度も訪ねてくる


それを

うさぎの家族

というか、お父さんが

知恵を使い、したたかにやり込めていく


という話です。

昔話チックな、創作物語です




なんじゃろぎつね、っていうネーミング 

がね

なんだか、昔話っぽいですよね

 


しかし

なんじゃろぎつね、って!!

なんじゃろー爆笑爆笑



そのネーミングに

私、完全にノックアウトですニヤニヤ

 


この話に出てくる、うさぎのとうさん

すんごいの。



かなり、したたかだし

(平気で嘘つく笑)


知恵も持ち合わせてて


その上、用心深い

 


まぁ、無敵!



こんなお父さんだったら

敵が近くにいても

へっちゃらだわ!



 


むしろ



うさぎのとうさんに

何度痛い目にあわされても

ばか正直にやってくる



なんじゃろぎつね、が

なんだか 

不憫にすら、思えてくる





早川純子さんの絵(版画)

の効果も大いにあります



うさぎやきつねが

本当に生き生きしてる


躍動感もある



家の周りで

いばらが段々と育っていく様子も

面白いんですよね




何より

なんじゃろぎつねが

痛い目に合う場面!!



全体的に

温かみのある色で刷られているのに

そこだけは派手!!


どピンク

とか

真っ青

とか



本当に痛そうで痛そうで

笑っちゃう(笑)



この絵本

子どもといっしょに読みたいなー



まだ、ハードカバーにはなってなくて。


でも

この素敵な色合いの絵本

ハードカバーで手元においておきたいなぁ




早川純子さんといえば

私はこの絵本が思い浮かびます


 

 



この絵本でも

3匹のこぶたや

おおかみ等の登場人物が表情豊かに

描かれてるんですよね。


この絵本も

最高にいいです。