〔感動〕兵士と犬 過酷な戦場で命を預け合う生半可では無い絆。軍用犬とハンドラーの信頼関係は… | おふくのブログ

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日本でのごく普通の日々の中で、心動かされる素敵なものに出会い、誰かに伝えたいと思った時に書く…今も変わらぬスタンスです。
気づけばユーチューブ動画のご紹介が中心で、少しでも分かり易い記事をと思いやっております。


最初に紹介された画像に、胸を締めつけられました。強い絆で結ばれていた、軍用犬とハンドラー(パートナーの兵士のことだと思います)の別れの時の画像です。戦場で苦楽を共にし、深い信頼関係と絆の強さで結ばれている人と犬との、胸を打たれるお話でした。

〔感動〕兵士と犬  過酷な戦場で命を預け合う生半可では無い絆。軍用犬とハンドラーの信頼関係は一般人が決して知り得ないレベル 10:01 
https://youtu.be/fwlXGUdqyGg
【SUPERMAX  CH】
内容書き起こし


過酷な戦場で命を預け合う
生半可でない絆

軍用犬と兵士
我々が知り得ないレベルの
信頼関係


棺の前に横たわり
最後まで離れようと
しなかった軍用犬


アフガニスタンにて、
操縦していた
ヘリコプター、
チヌークが

携行式ロケット弾により
撃墜され

墜落して亡くなった
米海軍特殊部隊
シールズの下士官

ジョン・タミルソン
の棺の前で
横たわる


軍用犬であり
親友でもある
ラブラドール犬
「ホークアイ」


タミルソンの軍友
ニッキ・
ヴィルジリオは、

「この犬は軍用犬で
あったが、
それ以上に
タミルソンの親友
であった。

彼らは苦楽を共にし、

戦地でもプライベート
でも常に一緒だった」

と語った。


ホークアイは、
タミルソンと共に
シールズに所属。



1500人の関係者が
集まった葬儀には、

ホークアイも
家族の一員として
参列。


終始、
棺の前にぐったりと
横たわり
最後まで離れなかった
という。


ホークアイはこの後、
軍に戻ることは
なかった。


タミルソンの親友
に引き取られ、

晩年を過ごすことに
なったという。





ゆるぎない信頼関係


犬は何世紀にも
わたり、
人と共に
戦場を駆け抜けてきた。


人の都合で
戦争に駆り出される
彼らだが、


信頼という絆で
結ばれている犬は

嬉々として
与えられた役割を
全うすべく

行動を共にしている。



交戦地帯にいる
軍用犬は

相手に見過ごされやすい
というのは事実だ。


犬が軍用に
用いられることを
知らない人も多い



彼らは
配属された場所で
大いに貢献し、

人知れず活躍し、
戦いを勝利に導いて
くれる。




◆グアム解放に貢献
した軍用犬の記念碑


記念碑には

“1944年、
25匹の海兵隊軍用犬が
グアム解放のために
命を捧げた。

彼らは
見張りや伝令、偵察
としての任務を
はたした。

彼らは洞窟を探り、

地雷や
ブービー・トラップを
探知した
実に忠実な仲間だった”

と刻まれている。




一匹の犬を
軍用犬にするために
訓練には

非常に長い時間がかかる。


配属期間中、
犬は喜んでチームに
加わる。


また、
親しみの湧く犬の顔を
見ることで

士官らもつかの間の
幸せな気分となる。



彼らは警備をする
だけでなく、
周囲の人々を楽しませて
くれる。

当然ながらハンドラーは、

“自分の軍用犬と働く
こと”

が最高の仕事だと
考えている。


軍犬とハンドラー
の任務は、

周辺を歩き回る
といった単純なこと
ばかりではない。


ヘリコプターから
降下し、

現地の任務をこなし、

再び吊り上げられる
ことも多い。




犬の目は
人間の目よりも埃が
入りやすく、

特別な装備を要する
場合がある。


降下時、相棒は
ハンドラーと固定
されるように
ハーネスが装着される。



軍犬は事前に訓練
されているうえ、

彼らのほとんどは
その体験を
とても楽しんでいる
ように見えるという。





過酷な戦場で命を預け合う
生半可でない絆


軍犬が配備される場合、

そこが危険な場合
であろうことは
言うまでもない。



現地に
IED(即席爆発装置)
設置の可能性があれば、

任務にあたる隊員を
守ることが
彼らの仕事になる。


その勇敢な性質は
驚異的としか
いいようがない。


彼らはたいてい
2才前後で初めて配置
され、

その期間は
およそ7ヶ月続き、


その任務が終わるまで、
ハンドラーと軍犬は

課せられた全ての
任務に共に向かう。



それは例えば
ブービー・トラップが
仕掛けられた道や、

IED設置の可能性がある
建物内に入ったり、


または
彼らの部隊の休息を
守るために活動する。



米国空軍所属の
軍用犬チームは

世界中に500以上ある。


軍犬のほとんどは
現在アメリカ唯一の
訓練施設である

ラックランド空軍基地
で訓練を受ける。




人同様過酷な任務の中、
軍用犬は
大きなプレッシャー
から
体温が上がること
がある。


巡回任務を行う
軍用犬の体温は
モニタリング
されており、

およそ39度を超えた
場合
何かの手を打つ
必要があり、
点滴を行うこともある。




イラクには
セラピー犬も派遣され、

兵士たちに
慈愛と安らぎを与える
ことで
彼らの敵意を鎮める
ことが望まれている。




当然
軍用犬の役目は重要で、

部隊全員の命は
1匹の犬にかかって
いる。




一方
多くのハンドラーに
とって、

犬=相棒を
任務中に失うことは
我が子を失うに等しい
ほどの悲しみを伴う。



ハンドラー達は
深い悲しみという
精神的な重荷を
背負うだけでなく

自分の犬を
危険な目にあわせた

という、
必要以上の罪悪感に
さいなまれる。



追悼式は
そのつらさに向き合い、

前に進むために
行われる大切な行事
でもある。





言葉は通じなくとも
心は共に


◆引退後の軍用犬


職務を終え
セラピー犬として
新たなキャリアで
仕事を続けるケース
もある。

また、
軍の特別式典の際
招待されることもある。



しかしながら
軍用犬は
特殊なトレーニングを
受けているがゆえ、

任務が終わった後、
普通のペットとして
飼われることが
困難になることも
あるという。



そんな中、
アメリカの一部の
団体では今、

役目を終えた軍用犬が、

家庭でも飼えるための
再トレーニング施設
の充実を目指して
運動している。





************


神経を研ぎ澄ませて、

敵や地雷を知らせ、
伝令を運び、
そして戦友の心を癒す


その表情は凜として

自分の役割を
しっかり理解している
ように見えます。


ゆるぎない
信頼関係と
ひたむきさに、

動物好きの私は
胸が締めつけられる
思いでした。

皆さんは
どう感じましたか?



以上です。



人間と犬が一緒に暮らすようになった時から、きっと犬は人間の戦いに駆り出され、頼りにされてきたのだろうと思うのですが、それだけ人との関わりの歴史が長い犬は、家族としても絆の強い動物で、軍用犬としても力を発揮し、人を助けてくれるんですね。

一緒に過酷な任務をこなすだけでなく、人に安らぎを与えてくれるかけがえのない存在ですが、亡くなったハンドラーの棺のそばを離れようとしないのを見て、犬にとっても人は大切なパートナーなんだと思い、胸を打たれました。

人と一緒に危険な任務をこなしている画像がたくさんありましたが、パートナーと一緒で、ゴーグルを着けたりしていると、過酷なはずがなぜか楽しそうに見えてしまったり、添い寝して微笑ましかったり、苦楽を共にし精神的にも助け合うというのがよくわかりました。

これは米国の話ですし、軍用犬として働かせることが、良いとか悪いとか、簡単に判断できることではないのだと思いますが、任務を終えた軍用犬のその後は、皆穏やかに暮らせますようにと願わずにはいられないです。