ノボの生き活きトーク 666号: それにしても涼しすぎる | 生き活きノボのブログ

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やはり秋になったのか、周期的に雨が降るようになった那珂市です。本日も早朝から雨が降り続いています。そして、日中になっても気温が上がらない。

体育の日といえば、その昔10月10日に固定されており、1964年の東京オリンピック開催を記念して制定されたですよね。10月10日は天気の特異日と言われ、雨が降らず、ほぼ晴れの日となっていて、確かにその通りと実感していました。でも、今年の夏の天気を振り返れば、これまでの経験から言われていた天気の事象は当たらなくなったのかも。色々な天気の記録が、塗り替えられていますから。本日の雨はどうも明日まで残りそうで、どうもスッキリと晴れる特異日ではなさそうです。

そして、雨降りもそうですが、気温の低さにも驚きます。9月の20日過ぎまで最高気温が連日30℃以上の真夏日であり、その後9月いっぱいは25℃以上の夏日でしたよね。10月に入ると、流石に最高気温も25℃以上とはいかず、それ以下になる日も出てきました。そして、本日の最高気温は、何と18℃であり、何でも11月中旬の気温だとか。あまりの気温の激変に、ただただ驚くばかりです。気温は自然現象ですから、日によって高低の差があるのは当り前ですが、それにしてもその高低の差が大き過ぎます。それも、日々の高低差ではなく、今年は真夏のような9月から11月の晩秋になったような、月々の大きな単位で変動しているような気がします。すると、8月から11月になったような、まるで心地よい秋がすっぽりと無くなったような気分にもなります。まあ、これが地球温暖化から来る現象だと言えば、それまでですが。

そう、心地良い季節といえば、9月から10月にかけての期間であり、昔からスポーツの秋、読書の秋などとも言われています。でも最近は熱中症を警戒し、学校の運動会は秋から初夏に移されるなど、様相も変わってきました。「天高く、馬肥える秋」を自然環境の中でゆっくりと堪能したいところですが、いつまでも真夏の暑さが続き、それが収まったと思ったならな、晩秋の寒さに見舞われる。やはり、冷房と暖房が効いた室内の中で、秋は楽しむものになりつつあるのでしょうか。

そうです、人間が感じる暑さ寒さは、服装などでも十分に調整できて、的確に対応できますよね。しかし、心配なのは農産物や海産物であり、気温の変化、海水温度の上昇などの影響を受け、季節の実りが貧弱になることです。ビッグバンで宇宙が始まり、その後地球も誕生し、太陽系という体系の中で地球環境が生成し、それが不動のものとして存在していました。そういう不動の仕組みのうちで、生成消滅を繰り返す人間は生かされています。でも、その人間が不動の仕組みに変動を与えるようになれば、どういうことになるのか。多分、神は心配しておられるのか。

それにしても、涼しすぎる今宵のような天気の時には、そのことを気にせず、ビールではなく、熱燗かお湯割りを楽しみたいですね。 (令和5年10月9日)