ノボの生き活きトーク 112号: 落花生 | 生き活きノボのブログ

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 4月になると、一日目は雨交じり、二日目は穏やかで暖かな日和、そして三日目は強風の曇り空。何だか、変化の激しい気候で始まりました。平成27年度を予感させる天候なのでしょうか?

 さて、4月1日は、娘、女房連れの3人で、千葉県旭市へドライブに行ってきました。千葉県と言えば、まず東京湾エリヤ、成田、九十九里浜などが思い浮かびますが、旭市と言っても、大方の人はどこにあるのかピンと来ないでしょうね。銚子市と犬吠埼であれば、地図上で太平洋に突き出た場所として馴染みがあるのでは。そう、その銚子市から海岸を南に行くと、九十九里浜になりますが、まさにその浜の始まる所が旭市です。

 実は、この旭市を訪れるのは、2回目です。8年前の12月下旬、一家4人で、安房鴨川の温泉に一泊旅行をした時、犬吠埼から九十九里浜沿いの道をドライブしたのです。今回、旭市の飯岡刑部岬(いいおかきょうぶみさき)を見て、その足で飯岡漁港にドライブした時、8年前に、そこを通ったことを思い出しました。その海岸沿いの道の途中に、“つちや食堂”という田舎食堂があり、ネット情報で紹介されていましたので、入りました。そこで、刺身定食にアジフライを単品で注文し、食べたのですが、刺身が美味しく、またそれ以上にアジフライが風味豊かで、ホクホクしていたこともあり、たまらなかったですね。スーパーの惣菜コーナーで売っているアジフライとは雲泥の差でした。なお、飯岡刑部岬展望館に展示されていた写真を見て、飯岡漁港が4年前の東日本大震災の大津波で、大被害を蒙ったことを知りました。

 ところで、旭市のサンモールを覗くと、いろいろと千葉県産品が売っていました。そこで、八街(やちまた)産の落花生を見つけました。千葉県は、落花生の産地として知られていますが、どうも、八街市は落花生の名産地のようです。バタピーや柿の種は、ビールやお酒のつまみとして手軽に食べていますが、ピーナッツ自身の風味というより塩味とバター風味でアルコールのお伴にしていますね。中国産のピーナツと比べると、大変に高価な落花生ですが、一袋購入しました。勿論、八街産の豆だけを使い、八街市の生形商店が煎ったものです。

 家に帰って、この落花生を一粒食べると、確かに風味の豊かさが異なりました。皮付きの落花生1個食べただけで、妙に充実感が湧きます。ピーナツを食べ始めると、ついつい手が出て止まらなくなるものですが、八街産落花生は、一つ一つを味わって食べましたね。枝豆といい、この落花生といい、年金生活になった途端、その味にこだわり始めて困ったものですが、美味しいものは美味しいですね。ノボの散歩道の途中に、実は落花生畑があり、秋になると掘り起こして、裏返しにし、結構長い期間天日干ししています。この茨城産落花生はどこに出荷されるのか知りませんが、その脇を通るたびに食べたいものだと思うのですが、なかなか実現しませんね。(平成27年4月3日)