沖縄シリーズ③、
浦添編の続きです。

東京ヤクルトスワローズの
浦添キャンプは、比較的
親しみやすい雰囲気があります。
年に1度のキャンプの機会を
待ち望んでいる地元のファンや、
国内各所からお目当てのチームの
キャンプを訪れる人々。
ファンサービスの時間も大切です。
この日は、ベテランの
石川投手と雄平選手が、
サインや写真撮影に
長い時間を費やしていました。
あっという間に長蛇の列が出来ます。
タイトな練習スケジュールのなかで
時間をやりくりして、
ファンの期待に応える。
これもプロとしての大事な役割ですね。

グラウンドでは、
韓国の起亜タイガースとの練習試合。
序盤からリードを許す展開のなか、
若手選手の鮮やかなホームランもあり
8回の裏に逆転して見事な勝利。
観衆にとっても楽しい試合となりました。

ピークには5分から10分に
一度くらいのペースでしょうか、
普天間飛行場に着陸する米軍機が
球場の間近を通過して行きます。

試合のあとは、
出場した若手メンバーたちの居残り練習。
打球がフェンスを越えてホームランに
なるたびにファンからの拍手が。
宮本慎也ヘッドコーチと
石井琢朗バッティングコーチが
就任してからは、
練習メニューがハードになりました。
チームの成績が向上しているなか
今シーズンも上昇が期待されます。

取材に訪れるメディアの人間には
毎年、違ったデザインのプレス帽が
渡されます。
今年の帽子のデザインは秀逸!
人気マスコットの"つば九郎"が、
帽子の"つば"に描かれています。
これは文句なくカワイイです。