観測史上、大阪では初めての
震度6弱ということでした。
私の地元である大阪・北摂地区では
23年前の阪神淡路大震災を思わせる
恐怖感のある揺れだったと親類や友人が
言っていました。
震源の深さ10㎞というのにも驚きます。

23年前は大阪の自宅で、
下から突き上げるような揺れと轟音に
目が覚めて、いったい何が起きたのか
分かりませんでした。早朝でした。
食器などは棚から落ち、割れて散乱し
冷蔵庫からは飲料や卵が飛び出していました。
当時のブラウン管テレビは全て床に落ち…
大阪には大地震が来ないなんて言う、
楽観的な考え方もあったので、
大きな衝撃を受けました。

その日の夜、被害の大きかった兵庫県の
親類宅に物資を届けに行きました。
道中に地割れなどがあり、電信柱は倒れ…
切れた電線からは時折火花が出るという
恐ろしい光景を目の当たりにしました。
余震は続いていました。

今回の地震では、ブロック塀の倒壊により、
命を失われた方が複数いらっしゃいます。
揺れによってダメージを受けた地盤や
建造物が数多くあるでしょうし、
いまは梅雨の時期、余震も含めた二次災害の
危険性は十分に考慮しなければなりません。
大きな地震のあとは、生活の復旧や支援など
気がはやることが多々ありますが、
冷静さを保って行動をとること、
くれぐれも油断をしないことが大切ですね。

混乱は続きますが、
被害に遭われる方が出ませんよう、
東京から祈っております。