横断歩道を青信号で渡るのは安全か危険か。

信号を無視して赤なのに渡る際には、自然と左右をよく目視することになる。一方、信号をきちんと守る大方の歩行者は、信号機だけを見ていて実際の交通を見ていない。まるで青信号で渡るのは絶対の権利だと思っているみたい。多くの横断歩道での事故は、青で渡っている時に突っ込んで来たクルマに轢かれているのではないかな?そのうちのいくらかは、歩行者が信号機だけでなく左右をよく見ていれば防げるのではないだろうか。しかし実際には、信号を守る人の多くは信号機だけを見ているように見える。

バイクに乗る時にしっかりしたヘルメットをかぶるのは安全か危険か。

転んだりした場合には、フルフェイスのしっかりしたヘルメットをかぶっていた方がダメージが少ないのは間違いない。

 ところが、フルフェイスのしっかりしたヘルメットは以下の二つの理由で事故自体を誘発する。

①安心感から、安全運転・周りの交通への注意が甘くなる。

②視界も聴覚も制限されるため、周りの状況を認識するレベルが落ちる。

結果として、しっかりしたヘルメットをかぶっていると、事故に合いやすくなる。もちろん、起こした際にはかぶっておいた方がいいのは既述のとおり。

 アメリカは日本と比べると医療保険が整っておらず、医療費が高い。おいそれとは病院に行けないため、予防意識が高くサプリがよく使われているとのこと。その効果のほどはまた別問題として。

 逆に言うと、いつでも病院に行ける日本人は予防意識が低く、生活習慣病になる。アメリカ人が生活習慣病になる理由はまた別問題として。

道具というものはその本来の用法に従って実際に使ってみたいという欲求を生じさせる。スプーンがあればカレーでも食べたくなる。ナイフがあれば何かを切ってみたくなる。保険一般にもその要素がないだろうか?こういうのは何の問題だろう?心理学とか?

 松原淳子氏の観察によると、「1人暮らしの高齢者は緊張感があるのか大きな病気をしない傾向がある」そうな。1人暮らしでない(例えば妻がいる)場合には甘えが生じてしまい自己管理も甘くなるということだろうか。