皆さん、こんにちは。古村勇人です。
待ってました！土用丑の日、一の丑。やって来たのは昭和22年創業の江戸前うなぎの名店・神田きくかわ。こちらの折り返し鰻に魅了されて以来、長らく日比谷店に通っています。そう、僕の行き付けはお店の名前にもなっている本店ではなく、帝劇ビルの地下2階にある日比谷店です。
というのも、日比谷店は帝国劇場の完成と同時にオープン。数多くのスターが足繁く通ってきただけあり、焼き加減が絶妙で本店以上においしいのです。表面は炭火でカリっと焼かれ、中はふんわりふわふわ、とろけるほどの柔らかさ。折り目部分の香ばしさがこれまた最高なんですよね。
初めて見た時にはこの大きさに驚きましたが、そこはやはり関東風。白焼き後に蒸してあるので余分な脂も落ちており、あっさりしているのでいつもペロリとたいらげてしまいます。
関東風と関西風の違いと言えば、関東では「切腹」を連想させるので背開きとし、関西では「腹を割って話す」ことから腹開きになった とか。これも武家文化と商人文化の違いだと考えると面白いですよね。
いつ来ても季節の一品料理もおいしく、今回はポン酢でさっぱりとした うなたたき、店長おすすめの鮪と茗荷の生姜和えが美味でした。 名物・折り返し鰻のおかげでスタミナアップ！これでこの夏も夏バテ知らずで頑張ります。
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1
帝国劇場 地下2階サブモール
神田きくかわ 日比谷店
TEL 03-3211-4939