あー。そっか。
都市伝説の人ってハローバイバイの関さんだっ。
そうだ。そうだ。





いやぁ、思い出せなくて、この際“鈴木”とか適当な名前つけときゃ間違いないべって思ってたから教えてもらって助かった。
危なくアバラ4~5本ヤラレるとこだったよ。
さんきゅ。





で、ナニナニ?
Q.ハヤト氏は何か都市伝説ありますか?
てか。





ナンダ。その質問は。
ハヤト伝説的なことを話ても違うワケでしょ。
難しすぎるっ。
ってかそもそもハヤト氏は田舎モンだから、あんま都市と触れ合ったことないっ。





よし、ならば都市伝説ならず田舎伝説でも語るか。





あのね、ハヤト氏の中学校はハチャメチャだったワケ。
もうね、授業中に廊下を原付が走ってるようなクローズも真っ青な世界だったワケ。
でね、毎日のように非常ベルが鳴らされるんだっ。
そう、毎日が避難訓練。
常日頃からの練習がいざという時身を助くっていうね。てバカ野郎。





まぁ、非常ベルを押してるのはヤンキーなんだけどね。





でね、遂に焼きが回った校長がね、非常ベルを押しても鳴らないようにしちゃったのっ。
まじホラーでしょ。
でね、まぁ火事もなく、非常ベルが鳴ることもなく平和な日々が訪れたワケ。





そしたらね、一週間くらい経ってから校長が緊急集会を開いて



校長「最近は君たちの行いもよくなり、イタズラに非常ベルが鳴らなくなりました。なので今日からまた元に戻します。ニヤニヤ。」

























ヲイっ!校長っ!正気かっ!?
この一週間ナゼ非常ベルが鳴らなかったのかをよぉーーーーーく考えてみろっ。






























お前が押しても鳴らないようにしたんだろがっ!!





全校生徒、誰もが思ったであろうこの気持ち。









―ダメ校長。






























その不安は的中し、翌日にいつも通り非常ベルは鳴り響いた。





完。