今日、僕は一人、マンガ喫茶―そう、マン喫に行ったんだ。(※雰囲気重視の為、語り口調で進行してます。)





別に大した用事はない。
ただパソコンに触れたかったから…漫画に囲まれる事で安息を求めたから、そこにマン喫があったから。
僕はただアルプスを目の前にした登山家の気持ちでマン喫に入ったんだ。





ああ、それはそれは夢のような一時だったさ。
漫画に囲まれながら食べるゆでタマゴは、今まで口にしてきた何よりも美味しかった。
ありがとう。板東英二。





しばしインターネットとやらとゆでタマゴを楽しみ、30分をすぎる前に、僕はレジへと会計を済ませるために向かったんだ。





そこには僕よりも先にお会計を済まそうとする男性がいた。





通い慣れてるのか、クーポン券を使い支払う男性。
レジの女性もある程度手慣れてはいるが、処理速度が少々気になる。





予め3分ほどの余裕をもって退席したが、ジリジリとその差を詰められているのが僕には分かった。





(早くしてくれ。)





僕は心の中で叫んだ。





そして、何分差まで詰められたかが曖昧になってきた頃に僕の会計が回ってきた。
そしてレジのお姉さんは言った



店「31分のご利用で380円になりまーす。」



は「…。」

























あの、キレていいですか。
僕、盛大にキレてもいいですか。





たかだか380円くらいでとやかく言いたくはない。
けどさ、僕は余裕をもって27分で退席してレジに並んでたんだ。
誰が悪いとかそういう話じゃなくて、少なくとも31分で退店するくらいなら、もう少し、いや、後25分くらいはネットで波乗りしたかったよ。





それなのに、この店員ときたら、シレーっと



店「380円になりまーす。」



だ!?





っざけんなっ!!





鬼っ!アンタ鬼ぃーーーーーーーーっ!!





間違いなく赤オニか青オニのとこのセガレでしょっ。
マジで、この汚れ無き村民からケツの毛まで毟っちゃう悪魔っ!!





時間は守ろう。ニポン。