質問にお答えします! | 吉田隼人オフィシャルブログ「Hayato Area」Powered by Ameba

質問にお答えします!

たくさんの質問と応援メッセージありがとうございました。

本当にいろいろな種類の質問があったので、一度に全部を答えるのは無理ですが、何回かに分けてちょっとずつ答えていければと思います。では早速いきましょう。

「兄と似ているところ、どんな話をするのか?」という質問が多かったので最初に答えます。似ているところは、普段はおとなしいけど勝負事においては負けず嫌いなところがあるっていう部分ですかね。だから競馬では、お互い負けず嫌いむき出しです(笑)。あとは兄弟なので身長が同じくらいというところ。この他となると周りの方に聞いた方がわかるかもしれないですね。自分で言うのはちょっと難しいです。

兄とは、兄の乗った馬が僕にまわってくることも多いので、よく馬の話をしたりしますね。兄から僕に話すよりも、僕から話しかける方が圧倒的に多いです。まぁ、兄の方が経験豊富ですからね。

次の質問は「どの馬に乗ってみたいか?」というもの。現役馬であれば『優駿』のインタビューでも言ったフィフティーワナーですね。仁川Sで1回だけ乗ったことがあるんですが、本当に乗りやすい馬でそれでいて能力もある。あのときのレースは今でも鮮明に記憶に残っています。自分が今年一番納得できるレースだったということもあるんですけど、あの乗り心地は最高です。

引退した馬であればやっぱりディープインパクト。ユタカさん(武豊騎手)が言う「飛ぶ」という感覚を味わってみたかったです。あとはサイレンススズカ。まだ騎手になっていなかった頃ですが、とにかくあの大逃げはとても印象に残っていますからね。一度でいいから乗ってみたかったです。

「目標の騎手は?」という質問ですが、実際に誰というのはありません。目標の騎手像としては馬の気持ちを理解できる騎手ですね。あとは高い能力を持っていても、それを発揮できない馬が多いですから、馬の力を100%近く発揮させてあげられる騎手がいいですね。

あとは「写真判定でも騎手はどっちが勝ったかわかるのか?」という質問。これは完全に隣で併せた状態なら結構わかるんですけど、先週の天皇賞にみたいに内と外で離れているとわからないものなんです。実際にゴールしたあと安藤さん(安藤勝騎手)が笑っていたのに対し、ユタカさんは笑顔ひとつありませんでした。でも結果はウオッカの勝利だったように、内と外との距離で違いがありますよ。


さて、ここで少し競馬の話も触れておきます。今週の騎乗馬で楽しみなのはコメントもあったオオトリオウジャ(日曜・東京8R)。まだ完成されていないながらも前回いい競馬ができたので楽しみにしています。内田さん(内田博騎手)の馬(ケイアイライジン)など強い馬もいますが、ここは胸を借りるつもりで頑張りたいです。

それと小倉で初勝利をプレゼントしてくれたコウユーキズナ(土曜・東京10R)ですが、乗った印象と脚質からして東京は合っていると思います。昇級後はもうひとつの競馬が続いていますが、乗りやすい馬なので力を十分に発揮できるレースを心掛けていきたいです。

では、今週も一鞍一鞍大切に頑張ってきます!