あきらめないことの大切さ

今週の北九州記念で騎乗予定だったカノヤザクラが突然の回避。前回のアイビスサマーダッシュも間近で強さを目の当たりにしましたし、僕がハロースピードに乗っていたころから「良い馬だな」と思っていたので、ホントに残念です。

でも、これに関してはいくら言っても仕方のないことなので、今週騎乗する１３鞍に集中していきたいと思います！

まずは２回目の騎乗となるセトノアンテウス（土曜・９Ｒ）。前走はちょうど仕掛けようと思っていたところで前が狭くなる不利がありました。あれがなければもっと勝負になっていたと思うので、積極的にレースを進めていきたいと思っています。１２００ｍの競馬ですが、揉まれないことを心掛けて騎乗したいですね。

土曜のメインはローズプレステージに騎乗。橋口厩舎の馬はこれまでに何度か乗せていただく予定はあったんですが、縁がなくて今回が初めてになりました。外から見た印象だと、この馬は平坦コースで走る感じがありますし、血統的にも高い能力を持っていると思うので、頑張りたいです。

サムライタイガース（日曜・９Ｒ）の前走は、持ったままで勝つ強い内容だったのをモニターで見ました。良馬場の方が持ち味を活かせるタイプだと思うので、雨の予報ですが、天気は悪くなってほしくないですね。

北九州記念はゼットカークに乗ります。前走の直線１０００ｍでは強い勝ち方をしていますが、直線のレースと１２００ｍでは全く違うので、ハンデを活かした騎乗をしたいです。

前走はスタートでポンと出てハナを切ったマルティンスターク（日曜・１１Ｒ）は「勝ったかな」というところで、終いが甘くなってしまいました。今回は休み明けを１度叩いて良くなっていると思います。枠順次第ですが、馬場のいいところを通って能力をフルに発揮させてあげたいです。

北京オリンピックは体操の内村選手の演技に興奮しました。あん馬で失敗してしまったんですけど、そこからあきらめないで銀メダルですからね。最後まであきらめないことの大切さを改めて感じさせられました！