ブルーベリー接ぎ木・挿し木・育成中の株の様子(8月23日) | はやて号の栽培雑記

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いや~暑いです…連日猛暑が続いています。今日は久々の雨予報でしたのでお湿りと涼しさに期待していましたが、当地ではほとんど降りませんでした。水やりしなくて済むくらいの雨に期待していたので、がっかりです。

 

我が家のブルーベリーですが、収穫と夏越しの対策が終わり、秋までの作業は一段落付きました。ので、しばらく記録していなかった休眠挿し・緑枝挿し・接ぎ木・実生・育成中の株の様子を、だらだらと記録しておこうと思います。

 

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今年の休眠挿し・接ぎ木・緑枝挿しの様子

今年作業を行った、休眠挿し・接ぎ木・緑枝挿しのその後です。

 

 

接ぎ木です。今春は1本だけ接いでいました。

ノーザンハイブッシュ系「トロたん」(台ホームベル・3.5号スリット鉢)

2次生長が始まってからは断続的に生長を続けています。ここまでくれば、とりあえず接ぎ木成功と言ってよいでしょうか。

 

 

休眠挿しです。今春は3本挿していました。

ノーザンハイブッシュ系「トロたん」(自根・ポリポット)

3本とも生き残り、2次生長中です。真ん中は挿し穂の1次生長した芽が枯れ挿し穂の枯れも進んできたのでダメになるかと思いましたが、株元からシュートが出て2次生長を始めました。シュートが出て持ち直す挿し木って珍しい気がします。いずれも発根済と思われるので、この後IB化成を1粒ずつ施肥しておきました。

 

 

緑枝挿しです。今夏は8本挿していました。

7月5日にバックアップ用の自称「エバーグリーンハックルベリー」を4本・7月24日に来春の接ぎ木台木用にラビットアイ系ホームベルを4本挿しています。ホームベルの方は1次生長中のようですが、「エバーグリーンハックルベリー」は1本ダメになっていましたので、取り除きました。緑枝挿しの方の結果が出るのは、まだ当分先ですね。

 

 

 

育成中の株の様子

昨年までに作業を行った、実生・接ぎ木・挿し木した株の現在の様子です。

 

 

≪実生株≫

ノーザンハイブッシュ系「トロたん」(自根・6号スリット鉢)

2018年に採種・播種した、スパルタン×トロの実生株です。真夏の我が家の庭で発芽して生き残っただけあって、今年の暑さでも元気な様子です。

 

ノーザンハイブッシュ系「トロちゃん」(自根・4号スリット鉢)

2019年に採種・播種した、チャンドラー×トロの実生株です。6月に尺取虫の被害に遭いましたが、その後に出た2本のシュートが大きく生長しています。そのせいで樹形はアレですが、秋以降に鉢増しして植え替える時に樹形も整えようと思います。

 

サザンハイブッシュ系「HK-SH1」(自根・8号鉢)

かいまりんさん作・2018年春播種のサザンハイブッシュ系実生株です。生長が旺盛で、育成中の株の中で一番鉢が軽くなりやすいくらいです。

 

自称「エバーグリーンハックルベリー」(自根・4号スリット鉢)

エバーグリーンハックルベリーとして購入した種子を播種して発芽したものを育てた株です。8月9日の記事で種違いの可能性とコガネムシ幼虫の被害に遭った事を書きましたが、その後新たに出た2本のシュートが順調に生長を続けています。この様子なら根もそれなりに回復していると思うので、この後IB化成を1粒施肥しておきました。

 

 

≪接ぎ木株≫

ノーザンハイブッシュ系チャンドラー(接木・6号スリット鉢)

サルベリーさん作の接ぎ木株です。チャンドラーはどうしても欲しい品種ですが、以前のんのんさんから頂いた自根株や自作接ぎ木は全滅と、我が家では栽培に苦戦している品種です。でもこの株は今のところ順調な様子、しっかり育ててモノにしたいと思います。

 

ノーザンハイブッシュ系「KMH-N1」(接木・8号スリット鉢)

かいまりんさん作の実生「KMH-N1」の枝を、コロンバスを台木にして接いだ株です。多少の葉焼けが出ていますが、新梢も伸びていて元気です。

 

ノーザンハイブッシュ系カロラインブルー(接木・8号鉢)

サルベリーさん作の接ぎ木株です。昨秋コガネムシ幼虫の被害に遭った株で半分くらい根鉢が無かった株ですが、無事に持ち直してくれました。

 

ノーザンハイブッシュ系エリザベス(接木・8号鉢)

サルベリーさん作の接ぎ木株です。多少の葉焼けが出ていますが、概ね元気な様子です。

 

ノーザンハイブッシュ系トロ(接木)(4号スリット鉢)

2018年の接ぎ木の生き残りで、冬の促成栽培の結果眠り病のような状態になっていた株です。6月28日の記事の後、7月になっても開花が続いている状態でした。

7月5日の写真

この後ようやく目覚めて新梢が伸び始めたものの、梅雨明け後の暑さで枯れてしまい、ダメになったと思いきや2枚上の写真のようにまた新梢が出てきました。この先どうなるかさっぱり分かりません…。

 

≪挿し木株≫

ラビットアイ系ティフブルー(自根・6号スリット鉢)

息子の誕生記念樹で役所から貰った株です。今年着果させて品種の同定も済んだので一安心です。息子と同じく、元気に育っています。

 

サザンハイブッシュ系ペンダー(自根・8号鉢)

2018年にkazさんに頂いた穂木を挿し木した株です。温暖なkazさん地方でも自根で育っている実績通り、暑さにも負けず元気な様子です。

 

サザンハイブッシュ系リベイル(自根・6号スリット鉢)

リナスさん作の挿し木株です。自根でも強健な品種と聞いていましたが、さすがの生長振りです。

 

ノーザンハイブッシュ系ブルーレイ(自根・8号鉢)

自作挿し木株です。生長は良くありません。ブルーレイは我が家の暑さではちょっと厳しいかな…。

 

ノーザンハイブッシュ系と思われる不明品種(自根・4号スリット鉢)

特に問題無く順調に育っています。

この株は、2019年4月17日の記事に書いた、会社同僚が子供の誕生記念樹として役所から「ラビットアイ系ホームベル」として貰ってきた株から、枝を貰って我が家で挿し木しておいたものです。

品種どころか系統すら間違っていたようで、結果初心者には栽培の難しいハイブッシュ系を貰ってきた形になり、ブルーベリー初心者の同僚宅の親株は昨年枯れてしまったそうです。

なので、この株が同僚の子供の誕生記念樹の生き残りになります。責任重大…あせる。何としても枯らさずに育てて、同僚宅へ帰してあげようと思っています。