実家のブルーベリーの冬剪定(2月11日) | はやて号の栽培雑記

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2月11日の記録です(前回の様子はこちら)。

 

この日は家族で実家近くの神社のお祭りへ行きました。お祭りを楽しんだ帰りに実家に立ち寄り、実家花壇と畑の置き場のブルーベリーの冬剪定をしてきました。

 

 

作業前の花壇地植え株(ど根性栽培)の様子です。

(オクラッカニー側から)

(フロリダローズ(多分)側から)

 

順番に剪定していきます。

ラビットアイ系オクラッカニー(定植後1年目→2年目)です。

剪定前

昨年後半はクロロシスが出て調子を崩しましたが何とか持ち堪えました。秋も不調だったせいか、花芽もほとんど付いていません。

剪定後

今年は定植後2年目で引き続き生長優先になるので、花芽は全摘しました。樹が小さく下手に切ると却ってダメージになる気がしたので、古葉をむしり取るだけで鋏は入れませんでした。

 

ラビットアイ系ブライトウェル(定植後2年目→3年目)です。

剪定前

昨年も引き続き旺盛に生長を続けた株です。夏剪定で枝を間引いていましたが、秋の生長でも枝をバンバン出して沢山の花芽を付けています。

剪定後

今年は定植後3年目になるので、いよいよ着果させます。樹の状態が良く、中果枝以上の結果枝が多数あるので、長果枝・長めの中果枝を残してその他の結果枝は全て剪定し、残した結果枝には1枝あたり6芽程度になるように花芽調整しました。

ど根性栽培での初結果、どんな実が付くか楽しみです。

 

ラビットアイ系パウダーブルー(定植後2年目→3年目)です。

剪定前

樹勢はさほど強くない品種ですが、昨年はそれなりに生長しました。結果枝も沢山付きましたが、短果枝が多く良い結果枝はそれほど無いようです。

剪定後

定植後3年目になるので着果させる予定ですが、樹が小さいので無理はさせないつもりです。中果枝を優先して残して短果枝は全て剪定しました。花芽はブライトウェルの受粉相手になる事を考慮して、1枝につき4芽程度残しました。多過ぎるようであれば、開花後に摘花・摘幼果で調整しようと思います。

 

ラビットアイ系フロリダローズ(多分)(定植後1年目)です。

剪定前

昨年秋に植えられてから日が浅いせいか、大きな変化は無いようです。

剪定後

今年は定植後1年目なので、もちろん生長優先です。古葉と花芽をむしり取っておきました。樹が小さいので鋏は入れずにそのままにしておきました。

 

 

作業前の畑鉢植え置き場の様子です。

 

順番に剪定していきます。

ラビットアイ系ホームベル(12号鉢)です。

剪定前

花芽はやたらに付いていますが、短果枝がやたら多くて良い結果枝がほとんど無いようです。これでは小粒の実ばかりになってしまいます。あ、ホームベル自体小粒の品種だからそれでも良いのか…。

剪定後

中果枝と、なるべく長めの短果枝を優先して残して、弱い短果枝は全て剪定しました。花芽は1枝につき3芽程度残しました。

地植えブライトウェル・バウダーブルーの受粉相手に、と思っていますが、場合によっては接ぎ木の台木に使ってしまうかもしれません。

 

ラビットアイ系コロンバス(10号鉢)です。

剪定前

短果枝ばかりですが、花芽の付いた結果枝が出ています。

剪定後

1枝につき結果枝を1本ずつ残しました。花芽は調整せずそのまま残してあります。コロンバスは受粉率がかなり悪い品種のようですので、今年は開花させてみて、噂の受粉率の悪さを確認してみようと思います。

 

ラビットアイ系ブルーシャワー(T-92)(8号鉢)です。

剪定前

昨年の挿し木促成栽培実験の対象株の1つで、ブルーシャワーの母木にするために置き場へ持ってきた株です。

剪定後

場合によっては接ぎ木の台木に使う可能性がありますが、とりあえず生長優先にするため強めに切り返しておきました。ブルーシャワーは、果実よりも挿し穂にするための枝に期待しているので、強くて良い枝を出して欲しいものです。