イチゴの様子(予約苗の到着と定植・害虫対策)(11月1日・4日) | はやて号の栽培雑記

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我が家で栽培中のイチゴの様子です(前回の様子はこちら)。予約苗の到着と定植は11月1日・害虫対策は4日の記録になります。

 

 

まずは、ネットショップで予約していた苗の到着と定植です。首が長くなるほど待っていましたが、11月1日にようやく届きました。

予約していたのは、「あまごこち」2株と「まこひめ」3株です。これで今秋購入予定の品種と株数は揃った事になります。

あまごこちは店頭で見かけたのと同等の苗が届きました。葉が混み入って小さい苗に見えますが、店頭でもこんな感じで販売していました。

まこひめは9月26日に購入した苗(その後青枯病っぽい状態で枯死)に比べると、小さくて貧相な苗でした。

しかも葉にうどん粉病出てますプンプン。野菜の苗は現物見て購入するか、ネットショップなら信頼できるところで購入しないとダメですね汗

 

もう11月に入ってイチゴの定植時期としては終わり間近ですので、その日の夜にタワーポットへ定植しました。

 

あまごこちは既に1株タワーポットへ定植済ですので、ポットの空き地に定植しました。

この苗2株あるような…

小さいポットの中で短いランナーの先に太郎苗が根付いていました。

と言う訳で、あまごこちは1株増えました(笑)。

 

まこひめ3株は空きのタワーポットへ定植しました。

最後に、うどん粉病に適応のある殺虫殺菌剤を葉の表裏にまんべんなく散布しておきました。

あまごこち、まこひめとも用土は基肥入りの市販の培養土を使い、竹パウダーでマルチしています。

 

 

続いて、11月4日のイチゴの様子です。

6段のイチゴタワー、遂に完成しましたクラッカー。と言っても、休眠に入るまでは少しでも生長させたいので、しばらくはなるべく積まずに平置きして日に当てようと思います。日々の管理は、水やり数日に1回程度、葉欠きや脇芽欠き・ランナー摘みを週1回程度行っています。

 

現在の栽培品種と本数は以下の通りです。

【四季なり】 みのりくん×4・UCアルビオン×3・めちゃデカッ!いちご×1・よつぼし×2・天使のいちごAE×3・あまごこち×3+1・純ベリー2×1・まこひめ×3 計8品種21本

【一季なり】 桃薫×1 計1本

 

株ごとの様子です。

みのりくん(2017年秋苗)です。

前回の記事で、「着果した実が少し肥大すると、表面が萎びたようになり肥大しなくなる」原因について教えを乞うたところ、hmp-berryfarmさんとしまむーさんのご両人から、アザミウマの被害ではないか、とのご指摘を頂きました。この場を借りて、改めてお二人にお礼申し上げますm(__)m。

早速その日のうちに教えて頂いたシルバーマルチと、黄色の紙にハエ取り紙を使った応急の誘引トラップを仕掛けておきました。

アザミウマ捕れているでしょうか…小さくてよく分かりません汗

シルバーマルチも効いているのか、開花していた花にもそれらしい影は見当たりません。着果中の実は対策前に被害に遭っているものも残っていると思うので、見付け次第摘果する予定です。これで残った実が無事に大きくなってくれるように祈ります。

 

みのりくん(2018年秋苗)です。

順調に生長しています。花芽が上がってきた株がありますが、この時期からだと肥大する前に真冬になりそうなので、株の充実を優先して摘蕾しようと思います。

 

UCアルビオン(2018年秋苗)です。

順調に生長しています。夏にランナーから増やした苗ですが、定植が早かった事もありクラウンは太く立派になってきました。

 

めちゃデカッ!いちご(2018年秋苗・写真右)と

よつぼし(2018年秋苗・写真中左)です。

概ね順調に生長していますが…

めちゃデカッ!いちごはクラウンが太くなったせいか、盛んに脇芽を出して来ます。でずがこの時期に脇芽は不要のようですので、見付け次第摘み取っています。もっと太くクラウンを育てて、春にはめっちゃデカい実を付けて貰いたいものです。

よつぼしは相変わらず盛んにランナーを出して来ますので、見付け次第摘み取っています。四季なりの他の品種と比べても明らかにもランナーの発生数は多いです。

葉裏をチェックしたところ、2株とも先週にはいなかったはずのアブラムシが発生していました。

 

天使のいちごAE(エンジェルエイト)(2018年秋苗)です。

概ね順調に生長しています。我が家に来てからの葉に替わりつつあり、購入時の徒長気味な草姿は解消されつつあります。

葉裏をチェックしたところ、エンジェルエイトにもアブラムシが発生していました。

 

あまごこち(2018年秋苗)です。

先に定植済の1株の葉の様子に異変が。病気っぽい斑点が出ている葉がありますし、その葉の周辺がベタベタしています。斑点の出ている葉は葉欠きして取り除きました。

葉裏にはアブラムシが大発生していました。1日に見た時は何ともなかったのですが…。

 

純ベリー2(2018年秋苗)です。

概ね順調に生長しています。早くも花芽が出てきましたが、生長優先なので摘み取りました。

 

まこひめ(2018年秋苗)です。

定植したてで特に変化はありません。うどん粉病は弱まっているようです。完全に消えるまで殺虫殺菌剤での防除を続けます。

 

最後に、一季なりの桃薫(2018年秋苗)です。

概ね順調です。ランナーが出てきましたので摘み取りました。

葉裏にアブラムシが発生していました。

 

今回突然アブラムシが発生しましたが、発生した株は定植が遅めのものばかりで、9月中までに定植した株には発生していません。定植時に使った用土内の基肥の残量が影響しているのでしょうか(定植が遅いほど現時点で肥料分が多く残っているはずなので、害虫を呼び寄せる窒素分も多く含まれていると思います)。

 

 

記録後直ちにアブラムシ対策をしました。

 

今付いているアブラムシは、手でこすり潰しつつ、うどん粉病対策でも使っている殺虫殺菌剤を使って駆除しました。殺虫殺菌剤は、念のため着果中のみのりくん以外の全株の葉に散布しておきました。

 

今後アブラムシを寄せ付けないための対策として、全株にシルバーマルチをする事にしました。

鉢植えのシルバーマルチには、「しきわらいらず」を使いました。

少々値段はしますが、セットも簡単で使いやすいです。

 

タワーポットのシルバーマルチはアルミ保温シートを切り出して自作します。コンパスが無いので、円形の型取りが出来るタワーポットと径の合うものがないか探してみると…

あっ、「どん兵衛」のカップがぴったりでした(笑)。

でも、型取るとフタの取手の部分が引っ掛かって邪魔です…しょうがない、食べちゃいますか。

 

そうそう、「どん兵衛」って、東と西で味が違うそうです。丁度両方あったので食べ比べてみました。

側面に(E)(W)と書いてあるので、どちらのものか区別できます。

両方作りました。大きい方が東・小さい方が西です。

関東住まいの自分にとっては東のどん兵衛は見慣れたものですが、西のどん兵衛はかまぼこの代わりに花麩?が入っているのですね。

でも一番の違いは、やはり出汁ですね。濃口醬油と薄口醬油の違いがはっきり分かります。

西のどん兵衛は初めて食べましたが、自分結構気に入りましたニコニコ。皆さんも機会があれば試してみて下さいね。

 

で、何でしたっけ…そうそう、シルバーマルチですね。

アルミ保温シートをどん兵衛の器で型取りして切り抜き、タワーポット全株の株元へセットしました。これでアブラムシやアザミウマ対策になってくれれば、と思います。