貴重なサンゴが群生する海域として世界遺産に登録されているフィリピン、スルー海のトゥバタハリーフへダイビングに行ってきた。
A地点。
陸から200キロ近く離れているので、
ダイビング・クルーズ船でしか行けない。
それも、行けるのは年間3ヶ月間のみ。
残りの季節は海が荒れて行けない。
ずっと行きたかったが、イージーダイバーとしては小さな船に5泊して、毎日まじめなダイバーと顔を突き合わせるのは気が進まなかった。
しかし、自分の年齢を考えると循環器系に問題のない今のうちに行くべきと判断。
乗った船は全長33メートルの "Oceanic Explorer"、船齢34年。
ペンキの厚化粧が目立つがクーラーの効きは良い。
5泊6日の旅程のうち、4日間はハードなダイビングスケジュールだった。
06:00 起床
06:30 軽い朝食
07:00 1回目のダイビング、
朝食
10:00 2回目のダイビング
昼食
13:30 3回目のダイビング
おやつ
16:00 4回目のダイビング
18:30 ナイトダイビング
夕食
ダイビングのたびにウエットスーツを着たり、脱いだりするのは大変な労働です。
1日にパンツをはいた回数の自己最高記録を樹立した。
正しく規則が適用され、僕のオープンウォーターのライセンスではナイトダイビングは許可されなかった。
が、良い点としてはナイトダイビングに行く嫁を見送りながら、ビールを早く飲めたこと。
アルコール以外は飲食無料。
缶ビールは1米ドルでありがたい。 食事の味、バラエティは特筆物。
日本人4人、韓国人10人、オーストラリア、ベネゼエラ、イギリス、チェコなどの西洋人が10人の合計24人のダイバーが乗船。
他の日本人は僕よりはるかに年上にみえる女性2人組。 たいしたものです。
海の透明度は最高だった。 軽く40メートルぐらいは見えているのでは。
遭遇した、僕に分かる動物(イージーダイバーなので正しい名前は知らない)はイルカ、伊勢えび、亀,多種のサメ、ナポレオンフィッシュ、バラクーダ、マンタ?、マグロ・・・
期待していたハンマーヘッドは残念ながら見れず。
4日目の夕方、さんご礁に囲まれた、
満潮のときに水没しそうな小さな陸地に上陸した。
砂浜で夕日を見ながらのラムコーク。
このアルコールは無料。 たまにはカクテルもいい。
360度さえぎるものが無いなかでの夕暮れ。
すばらしい体験だった。