高校時代の女友達が、とあるキラキラ業界で起業して、なにやら成功していると風の噂で聞いた。
その子は、facebookで煌びやかなパーティーの写真をアップしていたので、起業したんだ〜すごいな〜とは思っていた。
最近になって、まったく関係ない筋の後輩から、その子と仕事で繋がったと連絡があった。その後輩は、超がつくほどの一流企業に勤めているので、まさかそこまで成功してるとは思わず、さらにビックリ
いや〜すごい。
高校時代から、可愛らしくて、明るいけどどちらかというと目立つタイプではなかったから、こんな風にキラキラ業界の一番星になるとは想像もつかなかった
40にもなると、それぞれの生き方でそれぞれの現在地が当然異なる。
同じ学舎で学んだ、同じライン上にいた子供達が、20年もすると、、、やっぱり差がつく訳です。
みんな帰国子女だから、多くはエリートになってるけど、仕事の傍ら趣味のバンドを続けてる人や、主婦から勉強し直して看護師になった人、旦那の転勤でアメリカで子育てしてる人、スタートアップで輝いてる人、離婚してシンママになった人、亡くなった人、音信不通になった人、、、、本当に色々。
ひとつ言えることは、一足飛びの未来などないので、みんな日常である毎日を積み重ねていって、そこで得た経験や人脈が未来に繋がっていって、10年・20年の時を経て今があるということ。
スタートアップを立ち上げた彼女を羨ましいと思う気持ちもあるけど、それは彼女が努力の日々を重ねた結果のもの。
彼女の人を寄せ付ける人間力や、人とのコミュニケーションをサボらない性格、真面目さ、そうしたものが今の結果に繋がっているのであって、それら努力をしない人が妬むのはお門違いだと思う。(あ、私のこと。一瞬羨ましいと思ってしまったので戒め笑)
人の成功というのは、とかくアレコレ言われがちだけど、成功する人には成功するだけの理由と努力と核があると思っている。
この核となるものを親は子供に教えなくてはいけなくて、それが子育てだと最近とみに思う。
勉強時間やスクリーンタイムの管理、習い事や進路などを考えるのは実は瑣末なことで、子供の中にある漠然とした世界の見え方、未来を選び取る際の判断基準を示していく事が最も大切なことなのではと思う次第。
その核さえうまく育てば、子供は勝手に未来を自分で歩んでいく気がする。
問題は、じゃぁ、その核はどう育てていけば良くて、どんな核が良いのかという事だよね。
とりあえず、日々をちゃんと過ごすことはどんな未来にも大切なので、この基本だけは抑えたい。