今年に入って2回ほど映画を観に行っているのですが、気がつけば両方ともアニメ系でした。


日本ではアニメの興行収入が存外高いらしいのですが、自分に置き換えてみても同様の傾向あってハッとします驚き


アニメ系を選ぶのは、子供がいる事が理由でもあるけど、、、他にも3つほど理由があるなと自己分析してます。


①つは、一般的な邦画で、「めちゃくちゃ面白かった!」という映像体験をあまりした事がないので、わざわざ映画館で観なくてもいいや・・と回避しまうから。失敗する確率が高いのに、1800円はちょっと高いんだよね。。1200円くらいなら、失敗してもご愛嬌となりそうだけど。


良き映像体験さえあれば、もっと積極的に観に行く気もする。


②つ目は、今って新作映画が割とすぐにサブスクに出るので、よほど興味をそそられない限りは、わざわざ映画館で観ようとは思わないよね。映画館で見た方が映像が綺麗!とか、IMAXで見たい!とかなら話は別だけど。最近だと、アバター2はIMAXで観たけど、3Dで観るとディズニーワールドのアトラクションみたいで楽しかったので、あれは映画館向きな映画だと思う。テレビでは観る気がしない不思議。


邦画特有の聞き取りずらいボソボソ声は、テレビでリワインド駆使したくなる気持ちもある。


③つ目は、①に関連するけど、漫画やアニメの実写版は、原作との違いを確認しにいく作業でもあるので、たとえ面白くなくても、一定の成果(行った甲斐や満足感)が得られるのよね。。映画会社もそのへん分かってるから、漫画原作ばかり企画されてしまう現状は正直つまらんけど煽り


でもね〜、悔しいけど、原作ファンは行っちゃうのよ。


世界観が再現されてるか、あのシーンはどうなってるのか、キャスティングは成功してるのか?


で、まんまと行ってしまったのが、ゴールデンカムイってわけ。


私、全巻持ってますからね凝視


息子が学校に行ってる間に、旦那と2人で映画デートですわ。ポップコーンとか食べちゃったりしてニコニコIMAXでニコニコ私のU-NEXTポイントを全部使ってニコニコ


結論は、8割方満足でした。


まず、キャスティングですが、原作イメージに近づけて、現実ラインで相当頑張ったんだなとお見受けします(単なる原作ファンのくせに偉そうです私)。


主人公2人のキャスティングには、当初それなりに批判もあったかと思いますが、年齢やイメージは案外乗り換えられる壁なんだなと発見しました。幼女の役は幼顔の成人女性でもいけるし、屈強なイメージの主人公には、それに合わせて身体を仕上げればいい。(とはいえ、頑張ったと思うゴリマッチョ感だった)


その他のキャスティングも秀逸。


特に尾形の白眼が多くて、人間性のカケラもなさそうな特徴的な目を再現できる役者なんておるん?と思っていたけど、居たわ。


アナタ以外いないよ、前田郷敦さん。


あとは白石由竹も、空気感が似ていて良かった。


見た目そのものというよりも、人となりというか、持ってる空気感が似てる人を選んでるのが伝わります。


これ、相当原作愛が強い人がキャスティングしたのでは?と。


映画そのものについて、他にも驚いたのは、アイヌの風俗を全力で再現してるところ。


終始既視感がすごいなと思った理由は、そういえば、去年息子といっしょに旭川の歴史資料館に行った時に、アイヌの生活について学んでいたからでした。


アイヌの生活がそのまま映像に映し出されていて、ちょっと感動しました。










本物を知らないので、ついついこのまま映像資料になるのではと思ったくらい。


倭人が開発した街ではなく、山間の集落で暮らしていたんだろうなぁとイメージできましたし、子供たちの遊びや家の中の様子もみれて新鮮でした。

元々、うちの息子はアイヌにただならぬ魅力と親近感を感じています(普段からアイヌ文様の靴下とか履いてます)。

今回のゴールデンカムイの映画版は、残酷表現もマイルドになっているので、小学生が見てもギリいけるかな?とは思うので、サブスクに登場したら見せようかなと思います。


ただ、2作目以降続くとしたら、内容が過激になっていくので、小学生は無理かな驚き


今回の映画は、息子に見せたいということで。


長々とかたりましたが、今年観た映画の2本目のご紹介でした。ちなみに、一本目は息子と観に行ったゲゲゲの鬼太郎です。鬼太郎のお父さんがなぜ片目だけになったのか、鬼太郎誕生の秘密について気になったので観に行きましたニコニコ


そちらはそちらで、8割方満足でした昇天