台風19号の影響はここ山梨でもジワッと日常生活を蝕んでいます。

今年は2年ぶりに「甲斐路100km歩け歩け大会」が開催される予定で、私も実行委員長として準備に長いこと明け暮れてきましたが、当日は台風19号の接近によりやむなく中止。残念。

会社では結果としてその日は富士川の高水流観となり、社員は増水する富士川の観測を行うことになりました。
当社で担当する観測箇所が全箇所出動になる初めての経験です。
私も台風が最も接近した時刻に現場にいたため、打ち付ける雨の痛さと重たい私の身体を軽々と持って行く風の強さを体験しました。
水位のピークを過ぎて観測を終えて会社から帰ったのは既に日付も変わった午前3時過ぎ。結果的に100kmの大会と同じような眠れぬ夜でした。

しかし、その影響に悩まされることになったのは通過後、被災状況が明らかになってからです。
他県での被害に比べれば、確かにまだまだ山梨はたいしたことないと言えるかもしれませんが、
中央道、JR中央線、国道20号の全てが数カ所の被災で不通となり、簡単に東京に行けなくなりました。
そして、道路、河川も、規模の大小あれど、昨年に続き又しても災害多発となりました。
あれだけ、多発災害の難しさを体験しておきながら、結局その教訓を活かせず、今年も全く同じ悩みにさいなまれながら、それでも私たちの業界は復旧の為に悪戦苦闘が始まっています。

災害は常に私たちの日常に内在し、ことある毎に牙をむく。
安定した日常が続いていることの方が奇跡で、逆に時に私たちの生活なんて簡単に壊してしまう自然環境の中で生きていくことが、本当は当たり前なのだと改めて感じさせられています。

ともあれ、今はとにかく奇跡的に安定した日常に戻すことが私たちの仕事の使命なので、全社一丸となって復旧に取り組みます。
この職業を生業としている全国の皆さん、共に頑張りましょう!!