前回からの続きです。
マジェスティ＋セローの２台体制は、バイクライフをとても充実させてくれました。
なんせ長距離ツーリングもこなせて、ちょっとそこまでの買物にも便利なスクーター。
舗装路以外全部オフロードと考えると走る場所が無限に広がるオフ車。
２台を気分で乗り換える事が出来ました。
あまり写真を撮られるのが好きでは無い私ですが、それでもアルバムを漁ると…
マジェスティ、ビラーゴ、V-MAX、CB400SF…
マジェスティ、ビラーゴ、V-MAX、CB400SF…
ツーリングからの登山！
(送り狼ならぬキタキツネに後を付けられてるし)
かっこ悪いベストを着たままツーリングしているなぁと思ったら、登山スタイルのままバイクに乗っていたのね。
たしか平成11年の秋。
会社の同僚とツーリングがてら登山に行ったのですが、今より体力あるなぁと自分でも感心します。
車組と合流！ ニセコアンヌプリ山頂にて
車組と合流！ ニセコアンヌプリ山頂にて
次は、自分のバイクでは無いのですが…
この翌年、東京の系列会社に約１年間の研修を兼ね転勤たのですが、その時職場の社用車であるスクーターを借りてました。
スズキのスカイウェイブ250なのですが、マジェスティと違ってステップの幅が狭くないる場所に丁度良く足が入るようになっていて、足つき性が抜群！
マジェスティが大きく又を広げないと足を付けられないのに、スカイウェイブは、スッと足が地面に付く感じで、実によく計算されて作られていると感心。
見た目のシート高で計りきれない安心感があります。
当時住んでいた練馬区のアパートから職場のある小平市までの通勤、仕事中の移動、その他色々活躍してくれました。
大都市でのスクーターは、実に便利。
あ、夏の猛暑にはさすがに参ったけど…
足下がシェイプされていて、足つき性抜群！
再び自社に帰ってきてから…
バイク屋さんに預けていたマジェスティとセローを受け取り、そのまま楽しいバイクライフが続くと信じて已まない自分がいたのですが、
人生に大きな転機到来！
そう、結婚と言うビッグイベントｗ
えーと、彼女（現在の妻）から
「結婚するなら、バイク１台にしなさい、置く場所無いし」
と言われ困惑する私…
そこに更に畳み込まれると言うか、飴と鞭の飴
「大きいバイク１台に乗り換えれば良いっしょ」
うおーっ！
それじゃぁとばかりにちょっと気になっていたバイクに乗り換える事に。
妻に
「せっかく選ぶんだったら、長く乗れるやつにしなさいよ」
と…
バイクに乗り始めて妻と結婚するまで約10年。
タイミングにも寄りますが、もう少し長く乗り続けられる機体が欲しかったのも事実。
しかし、今思うと妻に乗せられているというか、上手く扱われていると言うか…
鬼嫁の片鱗に気づかなかったと言うか。
鬼になった妹を人間に戻す事は出来ても、鬼化した嫁を人間に戻す術は無い
話が脱線し始めたので、妻の話はまた今度。
乗り換えの機体として選んだのは、ヤマハT-MAX500。
500ccのスクーターですが、一応ヤマハではスポーツバイクに分類。
海外仕様のため、速度メーターと距離計がマイル表示
当時珍しかった大型二輪のスクーター。
マジェスティと違い、後輪のバネ下にエンジンがあるのではなく、シート下にマウントされていて重量バランスがとても良い。
結果、リアサスの動きも軽く、メーカーがスポーツバイクに分類しているだけあると感心しました。
また、500ccのパワーは、とても力強く、タンデムでの安定性が抜群に向上。
現在の自宅(土地)の下見にもタンデムで
購入した土地に咲いていたタンポポ
押し花になって今もウチにあるハズ(探しきれなかった…)
関東地方では、普通に走っていたビッグスクーター。
むしろ、普通のバイクより多いんじゃね？ってほど走っていたのに北海道ではあまりみない…
そのため、ツーリング先で他のライダーに話し掛けられる事が多く
「これなんＣＣ？」
「500です、原付の10倍速いですよ」
なんて話をよくしたものです。
函館単身赴任中、ツーリングを兼ねて帰省に使ったなぁ
函館単身赴任中、ツーリングを兼ねて帰省に使ったなぁ
洞爺湖湖畔で羊蹄山をバックに撮影
とても気に入っていたT-MAX500。
10年を過ぎるとインマニに亀裂が入ってバックドラフトが酷くなったり、フロントショックのオイルシールが劣化してオイル漏れしたりと所々傷みがが出始めるように。
その都度修理していたのですが、乗り始めて16年目の夏、イグナイターが故障して、エンジンが掛からず…
修理費用と今後どれだけ乗れるかを考えて、結果、買い換えに至った次第。
そして、現在の愛機であるMT-09TRACERを選んだのですが、最後までスクーターのT-MAX530と悩みました。
納車した2016年7月3日に撮影
納車した2016年7月3日に撮影
MT-09TRACERを選んだ理由は、旅系のバイクに乗ってみたいと言う簡単な理由から。
また、デュアルパーパス的な乗車姿勢がセローやDT-125Rを彷彿させてくれて、なんだかんだ言って自分の今までのバイクの経験とスタイルから選択したなぁと感じている次第。
今からレーサーレプリカはたぶん乗らない…
結局結婚してからも充実したバイクライフを送っていると感じています。
このMT-09TRACERとのつきあいも長くなりそうです。
旅の相棒にぴったり！
旅の相棒にぴったり！
ざぁっと私のバイク遍歴を語らせて頂きましたが、こうやって振り返ってみると自分の生涯を振り返っているようで、なんだか恥ずかしい…
でも、それだけ人生と関わっている証拠。
まぁ、これがバイクライフって事なのかな？
記事に書ききれなかったですが、他にも色々なエピソードがありました。
もちろん楽しい事ばかりでは無く、辛い事も悲しい事も。
機会があったら綴ってみたいと思います。
では、また！