オートバイに乗るようになって30年…
おもむろに思い出のマシンを思い返したいと思います。
昔の事なので、写真も少ないです。
あしからず。
私がオートバイに興味を持ったのは、中高生のころ読んだ、新谷かほる著の「ふたり鷹」や「左のオフロック!!」に多分に影響を受け、
「あぁ、バイクに乗りたい~!」
って思っていたのに、当時は、3ない運動(免許を取らせない、買わせない、運転させない)がまかり通っていて、免許すら取れない時代。
そのため
「将来は、カッコイイバイクに乗るぞー!」
なんて漠然とした夢を持って高校を卒業。
ところが…
19歳の夏、最初に買ったのは、ホンダのズーク。
知っている人いるかな?
所ジョージさんがCMしてたの。
購入した理由は、とにかく足(機動力)が欲しいなかで安かったから。
※借り物画像です
このズークって原付、とにかくパワーが無くてスピードも「えわ」って程しか出ないの。
近所のコンビニに買物に行くのには、まぁ用は足しますが、ツーリングなんてもってのほか。
それでも生まれて初めてエンジン付きの乗物を手にした私には、
「すげぇ! 無限の機動力を手に入れたぜ!」
最初は、楽しかった原付ですが、すぐにパワー不足を感じ始め、思い切って乗り換える事に。
次に購入したのは、ヤマハDT-125R。
2stの125cc。
しかも、セル付きのオフ車。
このバイクは、とても思い入れのあるバイクの1台でして、初めてキャンプツーリグで道内一週の旅に出たり、林道を縦横無尽に走り回ったり…
今じゃ出来ないなぁ
当時、法定速度区間の国道5号線を時速60kmで走行していると、いつの間にか後方に付けていた白バイに「原付二種は、50キロまでですよ」と声を掛けられたっけなぁ。
そう、当時原2は、中速車ってくくりだったんだよなぁ。
覚えてます?
高速車(バス、普通乗用車、普通二輪以上)
中速車(貨物車、原付二種、軽自動車)
低速車(原付1種、小型特殊)
ローカル草レースだけど、エンデューロにも参加していたなぁ…
まぁ、その頃は、レースの勝敗よりBBQしながら皆でワイワイしながら参加しているのが楽しかったからね。
2年間の千葉県での勤務は、仕事のスキルとしては、とても有意義な時間と経験を積ませて頂いたと思います。
ただ、住環境的にオートバイを所有できなかったのが残念。
北海道に戻ってすぐオートバイを購入。
機種は、ヤマハランツァ230。
この機体、ヤマハ最後の2stエンジンのバイクなんです。
しかも、当時としては先進的な、8ビットコンピュータ制御によるトラクションコントロールが装備されていて、オフ車なのにスロットルコントロールでのドリフトをさせて貰えないとか言われていた機。
でも、実際に乗ってみて、大きく乗り味が変わる事も無く充分ドリフトできましたけどね。
次に乗ったのは、ヤマハマジェスティ。
ビックスクーターブームの火付け役となった名機。
なんと言っても250ccなるも単気筒故のトルク。
キビキビした加速と小回りの良さ、直進安定性。
運転も楽だし、街乗りからツーリングまでこなすことから、売れたのも頷けます。
因みに、ちょっと縁があって、マジェスティに乗り換えてすぐに友人からセロー225wを譲り受け、このころ贅沢にも2台体制に。
こちらもヤマハの名機と呼ばれた機体だけに、林道から街乗りまでよくこなしてくれました。
この頃の北海道のオートバイ乗りの多くは、「スクーターは、面白くないハズ!」と思っている(信じ切っている)人が多く、北海道ではあまり売れなかったと記憶しています。
でも、本州以南では、改造車ベースになったためか、売れていました。
自分のオートバイ人生から見て、このマジェスティも思い入れが強いバイクでして、積載性も良く二度目の北海道一周キャンツーにも使いました。
ちょっと長くなったので、続きはまた今度!